心強い助っ人登場!本物の大工さんによるテクニック炸裂!
シロアリ被害によって大半が侵食された大きな敷居。約20cm四方の木材を一本まるごと取り替える作業へ!四人掛かりで手こずっている所に本物の大工さんが助っ人登場です!
1.古く侵食された木材の撤去はDIYで
傷んだ玄関の床板と敷居の修復のためDIYで解体していた所、シロアリ被害によって大きな改装が必要な状況に直面した前回。
自分たちのみでは手に負えないため村内の業者さんに相談。侵食された敷居の木材の解体までは自分たちで行い、新しい材料の調達と取り付けは村内の大工さんにお願いすることになりました!
まずは侵食された木材の取り外し。バール、カナヅチ、ノコギリ、あらゆる手段を使って解体を進めて行きますが、なかなか思うようにいきません。なにせ約20cm四方近くある古民家ならではの大きな木材。構造自体の知識もあまりなく、手探りと力任せの解体では困難を極めました。。。
長時間の作業を強いられる覚悟をしたその時!願ってもない強力な助っ人が登場してくれました!
2.強力助っ人!現役大工さんによるテクニックが炸裂!
通りがかりに立ち寄ってくれたのは、今年4月から昭和村の「地域おこし協力隊」として移住した押部(おしべ)さん!約11年の大工歴をお持ちの現役大工さんです。以前、ここで作業していることをお話していた所、立ち寄ってくださいました!
現在の状況をお話した所、一度現場内を見て頂く事に・・・。
数分ほど敷居の侵食状況や柱との接続部を確認した後、おもむろに大きなバールを持ち出して作業開始。本物の大工さん、やっぱりめちゃくちゃに作業が早い。。。構造を理解して周辺の邪魔になっている根太の取り外しから始まり、あっという間に敷居の大きな木材が外されていく!ほとんど見ているだけしかできませんでした。。。
3.数百年残される古民家の構造の木材
侵食された木材の両端が取り外されました!デカイ!建築当初から150年以上の間、この古民家の大切な部位の役割を果たしていたのがこの木です。改めて数百年残されるという日本の古民家の構造の強さに驚くばかり。
4.予定より数時間早く完了!次なる作業は?
恐らく自分たちで行っていれば最低でも4時間は見なくては終わらない作業が、本物の大工さんの助けがあり1時間足らずで終わりました!最初は立ち寄って頂いただけだったのに、お忙しい中本当にありがとう御座いました!
現代のハウスメーカーで建てられる住宅は着工から約3〜4ヶ月程で引き渡されますが、大工さんの建てる家は数年もかけて作られるそう。そんな建築に携わっている方が、地域おこし協力隊として他の地方から昭和村に訪れ、村内の古民家に興味を持って頂ける。非常に
感慨深いものです。
次は村内の大工さんによる新しい材料の加工、取り付け作業に入ります!またここは手出し無用の所ですが、その様子をしっかりと押さえていきたいと思います。
5.ご支援、仲間を募集中!
SHARE BASEは、築150年以上の古民家を再生し、皆が自由に楽しめる秘密基地を提供することから始まるプロジェクトです。
SHARE BASEでは、開放に向けてのご支援、仲間を募集中です。改修はまだまだ進行中、メッセージなどもお気軽に頂ければと思います。会員費は現在改修の予算に充てさせて頂いております。先行会員の方にはプレゼントもご用意しておりますので、引き続き宜しくお願い致します!
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