プチプチ食感が珍しい!必ず食べておきたい奥会津の眩しく光る銘菓「あわまんじゅう」。

見た目も食感も珍しい!あわまんじゅうってどんなもの?

アイキャッチ画像引用:奥会津 歳時記の郷
国道252号線にかかる柳津橋からの景観が美しい柳津町に、黄色く輝く銘菓がある。職人が1つ1つ手作りであんを包み、ある願いをこめてじっくりと蒸されたあわまんじゅうは、現地の景観とともに味わって欲しい一品です。

1.あわまんじゅうって何?

あわまんじゅう
画像引用:ふくしまの旅
「あわまんじゅう」は、福島県柳津町を代表とする銘菓。ほどよい甘さのこしあんを黄色に輝く粟(アワ)と餅米で包み、プチプチ、もちもちとした食感を楽しめる珍しいお饅頭なんです。

もちろん饅頭を包むその工程は職人による1個1個の手作り。その工程を間近で見ながらご当地で食すもアリ。お取り寄せで楽しむこともできますが、2017年には日本各地の銘菓が集結する、東京浅草の「まるごとにっぽん」にも柳津の「小池菓子舗」の店舗が並び、より柳津の銘菓の味を多くの人が楽しめるようになりました。

2.「あわ」まんじゅうの名前の由来

福満虚空蔵尊圓蔵寺
画像引用:ふくしまの旅
あわまんじゅうの名前の由来は、こしあんを包むその黄色く輝く「あわ」そのものだけではないようです。その昔、柳津町にある福満虚空蔵尊圓蔵寺が大火災に遭い、二度と災難に「あわ」ないようにと粟(あわ)を使って饅頭を作ったのが由来ともなっています。

3.あわまんじゅうはどこで食べれる?

お取り寄せもできますが、現地で買って食べ歩きするのも良いですね。
●小池菓子舗
 
画像引用:やないづ観光Navi

柳津町で「あわまんじゅう」と言ったら「小池菓子舗」というくらい全国的にも有名になったお店です。地元の農家と契約して、地元のあわともち米を100%使用しています。国産小豆を使用した自家製あんも自慢です。季節限定の桜あわまんじゅうや、北塩原限定の山塩あわまんじゅうも好評です。(引用:やないづ観光Navi

●いなばや菓子店
 
画像引用:食べログ

つぶあん入りの「あわまんじゅう」が食べられるのは「いなばや菓子店」です。栗まんじゅうの栗のサイズはLサイズで、中の白あんが見えないほどの大きさで観光客の方にも大変好評です。(引用:やないづ観光Navi

●香月堂菓子舗
 
画像引用:食べログ

創業60年の「香月堂菓子舗」は福満虚空藏菩薩圓藏寺御用達で、昔からの味を守るお店です。「あわまんじゅう・うぐい最中・栗まんじゅう」に加え、四季折々の季節商品も多数揃えております。人気の商品は、カフェオレまんじゅうとチョコまんじゅうです。
(引用:やないづ観光Navi

●はせ川屋菓子店
 
画像引用:はせ川屋菓子舗 公式WEBサイト

旦那さまの後を継いで美味しいあわまんじゅうを追及し続けて、研究熱心な奥さまがその味を守っています。地域密着型で美味しいものを作るのがお店のモットーで、美味しいものは地元のお客様が口コミで広めてくださると、宣伝費より、商品の材料にいいものを使いたいと、こだわりを持っています。
(引用:やないづ観光Navi

そしてなかなか柳津町にも行けない、という方には東京都内でもできたてのあわまんじゅうを食べられるのが浅草の「まるごとにっぽん」です。2017年に柳津の小池菓子舗の味が東京でも楽しめるようにもなりました。

画像引用:まるごとにっぽん

▶まるごとにっぽんについての詳しい情報はこちらから

4.奥会津に来たら必ず食べたいあわまんじゅう

黄色く輝く見た目に、食べると不思議な食感とほどよい甘さ。はじめて食べる人には驚きの銘菓かもしれません。その由来も災害に「あわ」ないようにという願いを込められたもの。お取り寄せや都内で食すのも良いですが、是非現地の風景を楽しみながら味わって頂きたい銘菓です。

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。