古民家【大広間】の床の貼り替えに挑戦!#6〜床の貼り替え完了!〜

難関ポイントを切り抜けて床の張り替えが完了!

初めての床の張り替え作業は、柱が邪魔をしていたり最後の列がうまくいかなかったりと難しいポイントが満載。。。DIYレベルでどこまでできるのか、完成までの様子を見てみましょう!

1.床材を切り欠いて柱を避ける

床材の切り欠き
床材の切り欠き
床を張っていく場所には、柱が通っている場所があります。柱は切り欠きたくないので、床材の方を切っていきます。こういった狭い箇所は、丸ノコだと切りにくいので電動ノコギリの出番!切り欠いた後にピッタリハマるときは快感ですね。

続いて1番難関に感じたポイントに差し掛かります。

2.最後の1枚はどう入れる?

床の張り替えの最後の列
床の張り替えの最後の列
最後の1枚は既存の床材のサイズだとはまらないので調整します。
①最後の列に使う板を、最後から2枚目の位置にはめる
②もう1枚の床板を壁側から当ててラインを引く
③線を引いた板を外し、そのラインに沿ってカットすれば最後の1枚の幅にカットできる!

床の張り替えの最後の列
当て木を使って床をはめる
最後の列をはめる時には、サネに入れこみながら斜めに入れていきました。当て木を使って押し込みながら、板を落としていきます。このとき、床材の下側の角を落としておくと入りやすいという情報もありましたよ。
当て木を使って床をはめる
最後は上から叩いて段差のないように仕上げます。やはりライン引きとカットの精度がモノを言う箇所です。割とDIY系サイトにはさらっと手順が書かれてますが、やってみるとなかなか難しいです。電動工具を使う場合には慣れておきましょう!

最後の1枚にはフィニッシュネイラーをサネに打って固定することができないので、別のアイテムの登場です。

3.最後の1枚は隠し釘で固定

フローリングに隠し釘を打つ
フローリングに隠し釘を打つ
フローリングに隠し釘を打つ
最後の1枚の固定には、「隠し釘」というアイテムの登場です。釘を打った後が見えなくなるというスグレモノですね。使い方は意外と簡単でした。
①隠し釘をカナヅチで打つ
②横から叩いて釘を折る
これだけです。釘を打った後が見えなくなり、足で踏んでしまったり傷つけることもないので便利ですね。割と小さなDIYにも使われる場面が多いそうなので、知っておくと良いと思います。

床材と敷居のスキマが見えていますがこれもDIYのご愛嬌、スキマができたところが気になる人はコーキングや補修パテで埋める方法もあるので、思い切ってやってみましょう。

4.床張りは2日で完成

床の張り替えをDIYで
古民家の床をDIYで張り替える
古民家再生DIYで床を張り替える
新しい床を張る作業はおよそ2日で完了。全体的に見ると初めての割に(何回もやるもんでもないですが・・・)綺麗に仕上がったんじゃないかと思います。細かい所は目をつぶって、新しい床に一新する、この目的は達成です!

床の張り替えも漆喰に並んで根気が必要になりますが、手順を覚えてリズムよく進めていけばあっという間。難しい場所もありますが、とにかくまずはやってみるですね!SHARE BASE開放後は、そんなよちよち歩きのDIYの痕跡を辿って頂くのも面白いかもしれません。まだまだ続きます。床の張り替えのBefore→Afterはこちらからご紹介しています。
▶古民家【大広間】の床の貼り替えに挑戦!#7〜板の間のBefore→After〜

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。