古民家【大広間】の床の貼り替えに挑戦!#1〜フローリングの解体①〜

床を貼り替えて一新させよう!壊すのも楽じゃない・・・大広間の傷んだ床の貼り替え開始!

天井・柱・壁ときたら最後は床の貼り替え作業!DIYにもいろいろありますが、剥がす、切る、貼る、塗る、いろいろな作業が盛り込まれるのが床の貼り替え作業。まずは傷んだ板の間の床を豪快に剥がしていきます!

1.大広間の板の間の現状

今回は、先日柱や天井を塗り、広い範囲の壁を漆喰で仕上げた大広間にある板の間です。古民家のフローリング
漆喰の1度塗り
ぱっと見た感じは普通のフローリングですが、近くで見てみると老朽化が激しく、乗るとベキッと折れて今にも床が抜けそうな状態の場所もあります。柱や天井の色とも馴染まなくなったので、ここの床材を剥がし、新しい床を貼るのが今回のミッションです!

壊すだけならありもので大丈夫か・・・と用意したのはこちら!

2.床を剥がすのに使う道具

バール
これまでのDIYでは日の目を見なかったこのアイテム『バール』です。バールの主な用途は「釘抜き」ですが、使い方でこじ開ける、打撃、引っぱりなどの様々な用途に使えるのがこいつですね。

3.バールを使った床板の剥がし方

バール
とは言っても、バールってほとんどの日常生活では使わないですよね。床を剥がす時にどういう風に使うのか?とりあえずはテコの原理で剥がれた床をぐいっと持ち上げてみますが、いまいち手応えがありません。バールで床を剥がす
バールで床を剥がす
いろいろとやってみましたが、1番やりやすいのはこの方法です。
①バールの平たい柄の部分をフローリングと根太の間に合わせ、バールの頭をカナヅチで叩いて滑り込ませる
②バールを持ち上げで床をこじ開けるようにして上げる
③ある程度剥がれたら手でフローリングを引きはがす!
我々はこんな方法で地道に床を剥がしていきました。コツをつかめば解体は早い!ボンドなどで強く接着されていたりもするので、物怖じせずにバールをカナヅチで叩き続けます!バールで床を解体
バールで床を解体
みるみる剥がしていきましたが、床の下は土の地面が広がっています。やはり今の住宅とは違って風通しも良くて、基礎が大きな石でできていたりと床下には古民家の秘密がたくさん隠れていますね。意外とコンクリートブロックが置かれている所もあって驚きです。

4.とりあえず半分終了!

古民家の床の解体作業こちらもなかなかの体力勝負ですが、ひとまず半分終了した状態です。予想以上に根太や大引も朽ちておらず良い状態になっていました。意外と新しい材料も使われていて、そう遠くない前に改修された形跡もあります。大広間に用意したブルーシートに積み上げられた床の廃材。どれだけ積上がっていくのでしょうか。。。床の解体はまだ続きます!
▶古民家【大広間】の床の貼り替えに挑戦!#2〜フローリングの解体②〜

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。