危険の多い冬の雪道!初心者でも安全に運転するには?
冬の積雪が2m以上となる豪雪地帯に移住して、初めての冬を迎えようとしています。少し気が早いかもしれませんが、福島県の豪雪地帯、昭和村に遊びに来る方へも、生活をしていくためにも必要な雪道の運転について注目してみたいと思います!
雪道の危険な箇所
今まで雪道といえば、スノーボードなどのレジャーに向かう時しかなかったのですが、これから豪雪の村での冬が待っています。運転は雪道じゃなくても集中するものですが、特に雪道には危険が潜んでいるようです。その雪道での注意すべき場所と理由から知っていきたいと思います。
雪道の中で危険な箇所は下記の3つと言われます。
①橋の上
②トンネルの出入り口
③カーブや坂道
これに限りませんが、この3つは雪道で特に事故が多く、注意が必要な箇所になります。
①の橋の上では、他の道路に比べて風通しが良く、路面が凍結しやすくなっています。
②のトンネルの出入り口では、トンネル内は乾燥しているためスピードが出やすく、出入り口での急加速、急ブレーキが事故の原因となりやすいそうです。
③のカーブや坂道は、急ハンドルによるタイヤのスリップなどが挙げられます。
スタッドレスタイヤやチェーンを付けている事は大前提ですが、だからといって一般道路と同じ運転をするのは危険です。上記の箇所に気をつけるのはもちろんのことですが、事故を未然に防ぐ方法は3つの箇所で共通点があります。
次にその共通の「方法」についてです。
雪道の事故を未然に防ぐには?
既に答えは出ていたかと思いますが、未然に防ぐ最大の方法は「急」な運転をしないということです。「急」発信、「急」ブレーキ、「急」ハンドル。雪道でなくてもやらないと思いますが、雪道でのこの行為は命取りになります。特にカーブやトンネルの出入り口付近では、エンジンブレーキやポンピングブレーキをうまく使って減速してから入るようにしましょう!
しかし、これだけでは完全に雪道をマスターしたことにはなりません、その他の「注意点」にも注目していきたいと思います。
雪道での車線変更について
通常の道路では普通に行っている車線変更も、雪道では注意すべき箇所です。センターラインに留まった雪にハンドル操作を取られる可能性もあります。また、停車しているバスを追い越すときや歩行者を避ける時など、無理な追い越しが急なハンドル操作になりやすいので注意が必要ですね!
ところが、これらにいくら注意をしていても完全に事故がないとは言いきれません。道路に出ればそこは社会ですから、運転している人は自分だけではないという認識が必要ですね!雪道ではどういったことから始めていけば良いのでしょう?
雪道での車間について
雪道では、周囲で起こりうる事故にも注意して、いつもより1.5倍〜2倍の車間距離を取ると良いと言われます。通常よりもブレーキの制動距離が長くなっているので、前方の車の急な事故などに対応できる余裕を持つということですね。
さらに、豪雪地帯に長く住む村の方に教わったことには、「かもしれない」運転をするのが大切とのこと!危険予知をした運転をすることで事故を未然に防ぐことができます。
冬も安全で快適なドライブを!
事故や危険など雪道が怖くなるようなことばかりでしたが、雪道は怖い事ばかりではありません。初めて福島県昭和村に来たときも、雪に覆われた山々や、一面に広がる雪景色に圧倒されてどれだけ感動したことか。。。太陽に輝く白い雪の絨毯や、空気が澄んで数えきれない程見える冬の星空!これは雪道のドライブを安全快適に走破したご褒美かの如く目を見張るものがありますよ。村内の主要道路は消雪パイプで走りやすくなっているところもあります。是非、冬景色の昭和村へいらしてください。