芝生よりオススメ? DIYでも簡単な「クラピア」を古民家の庭に植えてみよう!

芝生より手間要らずな上、DIYでも植えやすいクラピア。庭に植えて草原の遊び場を手に入れよう!

クラピアとは、国内に自生するイワダレソウを品種改良してできた緑化植物。芝生と同様に庭のベースグラウンドに使われることの多い植物ですが、芝生と違って横に伸びるため、刈り込みなどの手間も少なく管理しやすいことから注目を浴びている植物です。

今回は村の方に協力して頂き、そんなクラピアを古民家施設「SHARE BASE 昭和村」の平らに整備した庭に植えていきたいと思います!

1.芝生よりオススメ? 古民家SHARE BASE 昭和村の庭にクラピアを植えてみよう!


芝生よりオススメ? 古民家SHARE BASE 昭和村の庭にクラピアを植えてみよう!
庭を作るときは、芝生、砂利、コンクリートなど、さまざまな選択肢がありますよね。芝生のような緑が欲しいけど、年に何回も刈り込みしないといけないし、、、かといってコンクリートだと味気ない庭になってしまったり。そんな芝生の手入れが億劫な人の強い味方になるのが、”グランドカバープランツ”として重宝されている「クラピア」。国内に自生するイワダレソウを品種改良してできた緑化植物で、芝生よりもお手入れがラクな上雑草も生えにくい、庭のDIYに引っ張りだこな植物なんです。

芝生よりオススメ? 古民家SHARE BASE 昭和村の庭にクラピアを植えてみよう!
今回ボクらの運営する古民家「SHARE BASE 昭和村」では、庭をもっと活用できるように整備。地面を何にするか迷った末、「クラピア」を成長させて緑も楽しめる庭づくりをすることにしました。村に方に協力して頂き、重機を入れ地面をフラットにするところからスタート! 子供達も安心して遊べる庭づくり計画が始まります!

2.クラピアを植える準備!防草シートに均等に印を付ける。


クラピアを植える準備!防草シートに均等に印を付ける。
クラピアを植えていく事前準備として、整地した上に防草シートを張る作業があります。今回重機でフラットにした地面に対して防草シートを設置。この作業をしておくことで、風に運ばれてきた雑草の種が入り込むのを防ぐとともに、地面に残っていた雑草の光合成を抑え成長を抑制するという効果があります。

クラピアを植える準備!防草シートに均等に印を付ける。
防草シートに対して等間隔に印を付けていきます。クラピア自体は縦に伸びていくのではなく、横に張り巡らされるように伸びていくので、植える時に敷き詰めすぎなくても大丈夫。推奨の感覚で植え付けていけば、成長とともに繋がっていき全体的な緑化になるという仕組みです。

3.クラピアを植えよう!穴を開けてクラピアの苗を置いていく。


クラピアを植えよう!穴を開けてクラピアの苗を置いていく。
さて、いよいよクラピアを植えていく作業です。まずシートに印を付けた箇所に穴を開けて、苗が置けるように地面に穴を掘って準備していきます。地道で根気のいる作業です。

穴を掘るための工具もあるので、広い範囲を施工する場合にはアースオーガドリルを用意すると便利
穴を掘るための工具もあるので、広い範囲を施工する場合にはアースオーガドリルを用意すると便利。今回はエンジン式のアースオーガドリルを使用しました。

村の子供達も作業してくれて、あっという間にクラピアが植えられていく。
村の子供達も作業してくれて、あっという間にクラピアが植えられていく。
穴を開けた後はクラピアの苗をひたすら穴に入れていく作業です! この時、しっかり苗と土が密着するように植えてあげるのが大切なんだそう。苗を穴に置いた後に周りに土を被せ、軽く足で踏んであげるとグッと土に密着するので、「植える→寄せる→踏む」という作業をひたすらに繰り返していきます。

4.しっかり水を上げて経過を観察。


しっかり水を上げてクラピアの経過を観察。
等間隔に植えられたクラピアの苗はにはしっかりと水を与え、成長を観察していきます。植えた苗の数は総数400近く! この苗が成長してどんな庭になっていくかはこれからのお楽しみ! SHARE BASE 昭和村の庭は広いですが、狭い範囲でも施工が簡単で成長が楽しめるクラピア。芝生とお悩みの方は、クラピアも検討してみてはいかがでしょうか?

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。