古民家に岩風呂現る! お風呂に浸かるための最重要チェック!
前回に引き続き、タイルのお風呂が岩風呂になっていく様子をお届け! 職人さんの仕事も早く、見にきてみるとあっという間にタイルのお風呂が解体され、扁平石が貼られていました。
もはや完成している!? と思いきや作業はまだまだ。お風呂に浸かるための最重要チェックがあるんです!
1. 解体したお風呂に下地壁が作られ、塗装が施される。
解体の様子を納める間もなく、仕事の早い職人さんによって既に下地壁や石が壁に貼られ、ほとんど完成形が見えた岩風呂リフォーム。写真の向かって右手側が、塗装を施した壁の色です。下地のままの雰囲気も悪くはないですが、ムラもあり少し暗い雰囲気のため、岩風呂とのコントラストを強調するために明るめの塗料を選択。
こちらは反対側の壁。壁は下地の状態で、ライトはまだ新しいものを取り付けていない状態。全体的な雰囲気も見えてきたので、ライトもどんなものを付けようか考えやすくなってきました。
従来のタイルのお風呂をまだご覧になっていない方は、こちらの記事で確認できます! ステンレス浴槽の昔ながらのお風呂ですが、周辺のタイルも崩れ修繕が必要になってしまったお風呂です。
タイルの風呂から岩風呂に!? 古民家のお風呂を大胆リフォーム!! #1
2.完成まではもう少し!防水のチェックへ。
さて、お風呂に浸かって楽しむには、しっかりとお湯を溜めておくことができるのが大前提!まだ床に扁平石が貼られていないのは、ちゃんと防水できているかを確認してから貼るため。ここが一番時間をしっかりかけて確認が必要なところで、水を溜めてから一日以上様子を確認し、水位が下がっていないかをチェックしていきます。
ステンレスの浴槽やFRPの浴槽であれば水漏れなどは皆無ですが、岩風呂となるとそうもいかず。入っているうちに水が漏れて水位が下がってしまうと、漏れたところからどんどん穴が広がってしまったり、最終的には建物自体を痛めかねないので、入念なチェックが入ります!!
3.いざ!岩風呂の浴槽にお湯を溜めて確認。
いざ水を入れて防水のチェックへ。職人さんが水位が変わっていないかを数回チェックしていましたが、なかなか完全に漏れないようになるには難しく、補修しながら数日間かけて行っていました。
そうこうしている間に水栓も取り付けられ、一気にお風呂らしさもUP! 防水が完了すれば、床部分にも扁平石を貼り、浴室内ライト、鏡、そして全体的にまだ荒いままの石の表面を整えれば、岩風呂として使えるものになります。
4.足を伸ばしてのんびりと。Before→Afterをお楽しみに!
念願のタイルのお風呂から岩風呂計画もあと少し! 岩風呂がある古民家なんて、遊びに来た人が見たらビックリするだろうなーとニヤニヤしながら完成に向けて打ち合わせを進めていきます。