全身で北海道を体感!2日目以降も冬の大自然を超満喫!!
茨城空港出発から飛ばしてきた趣味嗜好爆発の北海道旅。1日目の流氷ウォークに続き、2日目も真冬の北海道ならではのアウトドアアクティビティ、 支笏湖でのカナディアンカヌーウィンターツアーにチャレンジします!
冬の支笏湖はどんな表情を見せてくれるのか? どんな魅力に気づかせてくれるのか?そして、道内を駆け巡るハードスケジュールにボクらの体力は果たして持つのか・・・!? 2日目〜最終日までを一挙にお送りします!
目次
- 茨城空港発! 真冬の北海道を攻めまくる!2泊3日の男2人のアウトドア旅!! #DAY2~3
- 【DAY2 AM 8:00】ホテルをチェックアウトして女満別空港へ。
- 【AM 10:00 】女満別空港で思わぬハプニング!? 新千歳空港へ飛べない?
- 【PM 14:00】 冬限定の絶景のご褒美。『支笏ガイドハウス かのあ』でウィンターカヌー体験を満喫!
- 【PM 17:00】 氷がつくる幻想的な世界。地域がつくるお祭り「氷濤まつり」に感動!
- 【PM 21:00】 支笏湖から札幌市内に到着。本場北海道でジンギスカンを堪能。
- 【DAY3 AM 11:00】3年ぶりの開催! さっぽろ雪まつりは圧巻の雪像がズラリ!
- 【PM 19:00】 無事に茨城空港へ到着。やりたいことをやり切った、北海道旅の終わり。
- 観光だけじゃなく、ワーケーションや移住地としても注目度高。おトクに訪れるなら『北海道LOVE割』もチェック◎
- 茨城空港発の超アクティブなモデルコース!よかったらあなたもチャレンジしてみて!
茨城空港発! 真冬の北海道を攻めまくる!2泊3日の男2人のアウトドア旅!! #DAY2~3
旅の1日目は、茨城空港から新千歳空港で乗り継ぎ女満別空港へ。そこからレンタカーで1時間半ほどの流氷が流れ着く港町「知床ウトロ」へやって来ました! ここでは流氷の上で遊ぶという超貴重な体験「流氷ウォーク」を初体験し、流氷を眺められる温泉&サウナが満喫できるスペシャルなホテル「北こぶし知床ホテル&リゾート」に宿泊したのでした。
▼1日目の詳しい旅の様子はこちらから!
▶︎アウトドア好きの男子旅なら北海道がオススメ! 茨城発、真冬の北海道2泊3日の旅!! #DAY1
そして、まだまだエキサイティングな旅は続きます!2日目のメインイベントである、真冬の支笏湖が繰り出す自然の造形美「支笏湖ウィンターカヌーツアー」を目指し、ボクらはまた新千歳空港へと向かいます。
【DAY2 AM 8:00】ホテルをチェックアウトして女満別空港へ。
この日はあいにくの雪模様。飛行機に乗り遅れては元も子もないと、道路状況も加味して朝8時に北こぶし知床ホテル&リゾートをチェックアウト。前日にたっぷりと遊ばせてもらった流氷を後に、一路女満別空港へと向かいます!
知床ウトロから女満別空港まではレンタカーで約1時間半。一面の雪景色をひた走ります。頻繁に強い風が吹きホワイトアウトにも見舞われましたが、なんせ日本有数の豪雪地帯である福島県奥会津を拠点としているボクら、この程度ではうろたえません!見える見える!
【AM 10:00 】女満別空港で思わぬハプニング!? 新千歳空港へ飛べない?
約2時間ほどのドライブで女満別空港へ到着!レンタカーを返却し、まずは搭乗手続きを・・・というところでまさかのアナウンス。どうやら女満別空港から新千歳空港まで飛ぶはずの航空機が、降雪の影響でまだ新千歳空港を離陸していないというのだ。(この1機が空港同士を行き来している。)
カヌーツアーを行う支笏湖までは新千歳空港からレンタカーで1時間弱。ツアーの開始時間から逆算してもギリギリのフライトだったものが、遅延してしまっては間に合うはずがない。憧れの支笏湖でのカヌーのために北海道に来たと言っても過言じゃないのに、これは困った。。。
急いでカヌーツアーを行う『支笏ガイドハウス かのあ』に連絡すると、今日はボクらだけの予約だったため時間を調整してもらえるとのこと! こんなハプニングも旅の醍醐味ですが、飛行機は予定より40分ほど遅れて出発。
新千歳空港からレンタカーの乗り場まで送迎してもらい、ついに夢にまでみた支笏湖へ出発!!
【PM 14:00】冬限定の大自然の造形美。『支笏ガイドハウス かのあ』でエキサイティングなウィンターカヌー体験を満喫!
予定時刻を若干オーバーして『支笏ガイドハウス かのあ』に到着。迎えてくれたのは、カナディアンカヌーのガイドをしている島田裕也さん。元保育士という経歴を持ち、ガイドはもちろんプライベートでもカヌーに乗り支笏湖周辺の自然を伝え続ける、笑顔の素敵なガイドさんです!
さっそく支笏湖へ!と、その前にまずは装備をしっかりとチェック。気温が0℃以下の環境でのカヌーは、防寒対策が楽しめるかどうかの決め手。自前で用意するのももちろんOKですが、かのあさんでは冬季、スペックの高い防寒具を無料でレンタルさせてもらうことができます。
レンタルしたのはモンベルの中綿ジャケット「パウダーホップ パーカ」とオリジナルのブーツ、そして防寒手袋。もちろんライフジャケットや操舵に使うパドルは無償でレンタル可能。身長や体型に合わせたものをチョイスしてくれます。
ところで、ちょっと疑問に思うことはありませんか?
「真冬なのに、支笏湖って凍らないの?」
そうです、実は支笏湖は日本最北の不凍湖!その理由の一つは、「非常に深い」ことにあるとガイドの島田さんは教えてくれます。湖水の循環するメカニズムから、深く容積の大きい湖ほど結氷しにくいんだそう。
準備を整えたらいざ夢にまでみた支笏湖のウィンターカヌーへと向かいますが、 なぜここまで支笏湖に憧れていたのか・・・? というのも、実はボクらは2人ともカナディアンカヌーをそれぞれ1艇ずつ所有しているカヌーイスト。
とはいえまだまだビギナーのボクらからすれば、カヌーの聖地とも名高い支笏湖でのカヌーは夢のまた夢。。。そんな最高の機会を、まんまと今回の旅に組み込んだのです。
ガイドハウスから5分ほど歩いてカヌーの乗り場へ。もちろん気温は氷点下、転覆してしまうと危険なカヌーは、冬場は安全のため2艇を連結したアウトリガー方式でガイドしていて、ほぼ転覆とは無縁。初心者でも安心です!
本来であればここでカヌーへの乗り込み方やパドルの操舵方法などのレクチャーを受けツアーに出発しますが、経験者のボクらは時間の関係もあったため割愛させて頂きツアースタート! まずは支笏湖の穏やかな支流に入り、自然の造形美を求めていざ漕ぎ出します!
支笏湖は知る人ぞ知る日本一の透明度を誇る湖。その理由は、火山の噴火によって形成されたカルデラ湖であるため、流入河川が少ないことや、有機物やプランクトンの発生が少ないことからなんだとか。
自然の造形美と呼ばれるものがこのシャンデリアのような結氷!しぶき氷と呼ばれ、湖畔の波打ち際などに見られる現象です。これは寒さに耐えたご褒美の如く、このツアーの随所に見られました。
ツアー中には巨大な霜柱が見つかったり、光の反射で水中が青く見える現象などを観察することができます。ツアー中ある場所に潜り込むと、そこは一面の青の世界! 支笏湖の青の洞窟と呼ばれるおもしろスポット。
ガイドの島田さんが「実は手を入れても青く見えるんです」とのことで、恐る恐る冷たい冷たい水の中に手を入れてみると本当に青くなる! これはカメラに収めなくては!と慌てて撮ってもらうも、図らずして真冬の支笏湖に手を入れた時間最長記録をマークしてしまいました。。。(島田さん調べ)
「ほら、見てください」と島田さんの声にふと斜面に目をやると、エゾシカがこちらを不思議そうに見ているではありませんか!冬場はエサが少なく、カヌーツアーでは野生動物が斜面の笹などのエサを探しにうろついている所を観察することもできます。めちゃくちゃかわいい。
そしてツアー後半は支流を遡り、広々とした支笏湖へ。ここからは風が強くなり波も高くなってきてまさにアドベンチャー! 3人がかりで漕いでもなかなか前に進まない! 筋肉痛を覚悟しながらがむしゃらに漕いでいきます。
漕いだ末に見えて来たのは荘厳な山々!波に揺られながら、撮影のチャンスタイム!こうしてのんびりとしたカヌークルージングから最後のエキサイティングなパドルワークを通して、約1時間半ほどのウィンターカヌーツアーは終了。ガイドさんと一緒にカヌーを陸にあげ、体験終了となります。
ガイドハウスに戻ってからもカヌーの話は尽きず、パドルなどのカヌーにまつわるアイテムを拝見! かのあさんではガイドの他に、パドルなどアイテム販売もしています。ずらりと並ぶ様々な種類のパドルに大興奮!(2人とも ウッドのMYパドルを購入していったのはここだけの話。。。)
支笏ガイドハウスかのあでは、年間を通して支笏湖でのツアーを開催中。今回のような数時間のツアーから、キャンプ泊を含めたエキサイティングなプランやカスタマイズプランまで様々なツアーを行っています。一度だけでは味わいきれない支笏湖の素晴らしさを、四季を通して楽しみ尽くすことのできるショップ!
新千歳空港からはレンタカーで40分程度だからアクセスも抜群! 茨城県から支笏湖までスムーズにいけば2時間30分程度で来れちゃう。日本一の透明度を誇る大自然の宝庫が、そんな身近な存在だってこと、知ってました?
島田さんはインスタグラムでも支笏湖の魅力を発信中!ぜひインスタグラムもチェックしてみて!
▶︎支笏ガイドかのあ ガイド島田さんのインスタグラムはこちら
【PM 17:00】 氷がつくる幻想的な世界。地域がつくるお祭り「氷濤まつり」に感動!
そして、かのあを後にした時にはあたりも薄暗くなって来たので、偶然にも支笏湖で行われていた「支笏湖氷濤(ひょうとう)まつり」にも立ち寄ることに。「氷濤まつり」は、かのあさんも含め支笏湖周辺の有志によって行われている地域のお祭り。
支笏湖から吸い上げた水を骨組みに何日間も吹き付けて凍らせかけ続けることによって、透明度の高い美しい氷の造形美をつくりだし、光とのコラボレーションで非日常の光景を目の当たりにすることができるんです!
厳冬期の支笏湖の風土を生かし、地域の人がつくりあげる地域の素晴らしいお祭り。1月から2月に支笏湖に訪れる際はマストで立ち寄って欲しいスポットです。こうして2日目のメインの行程を終え、宿泊先の札幌市内へと車を走らせます。
【PM 21:00】 支笏湖から札幌市内に到着。本場北海道でジンギスカンを堪能。
すっかりかのあさんで話し込んでしまい、氷濤まつりにも立ち寄った上に高速道路が吹雪のため通行不可。札幌市内に着いたのはもう夜の21時近く。2泊3日の行程も残すところ僅か、それと同時に攻めに攻めたアクティブな行程に自分たちのHPも残すところ僅か。。。
でもでも、北海道と言えばジンギスカンでしょ!と言うことで、なんとかたどり着いたお店で、ジンギスカンを堪能!
お酒もそこそこに札幌市内のホテルへ戻り、支笏湖での冬の絶景の余韻に浸りながら旅の疲れを癒します。夜の雪まつりも堪能したかったけど、時間も遅くなり体力も限界のため翌日のお楽しみに。
DAY3【AM 11:00】3年ぶりの開催! さっぽろ雪まつりは圧巻の雪像がズラリ!
翌朝訪れた、3年ぶりの開催となるさっぽろ雪まつり!今年は札幌市制100周年記念と言うこともあり、平日の日中にも関わらず会場は人だかり。圧巻の大雪像が並びます。
実はこの札幌雪まつり、始まりは1950年。地元の中高生が大通公園に6基の雪像を設置したのがきっかけだったんだとか。それが今や雪像は160基、国内の認知度100%! 日本を代表する雪の祭典として世界からも注目されています。
さっぽろ雪まつりは企業や観光協会、地元自衛隊が関わり、徐々に本格的な運営体制になっていったそう。ボクらが利用した茨城空港も出展。北海道から茨城への旅をPRしていました。
他にも、有名人やアニメをモチーフとした大雪像がまだまだありましたが、雪まつりもほどほどに旅の〆に向けてラーメンを探しに行きます。
新千歳空港に向かう道中に札幌の有名ラーメン店「彩未(さいみ)」に立ち寄って、北海道でのゴハンは〆。優しく素朴な味わいの味噌ラーメンは、別途詳しくご紹介させてもらいたいと思います。
無事新千歳空港に到着し、2泊3日の男2人旅もいよいよクライマックスへ。
【PM 19:00】 無事に茨城空港へ到着。やりたいことをやり切った、北海道旅の終わり。
北海道で出会った特別な体験や人、景色に想いを馳せながら、無事に茨城空港へ到着! トコトン自分たちの趣味嗜好を詰め込んだ、超濃厚な攻めの北海道旅は幕を閉じました。
平均気温が氷点下の北海道と比べて茨城は温かく、春の兆しも感じられるほど。茨城県水戸市ではもうすぐ、日本3大名園である偕楽園に3000本以上の梅が咲き誇る「梅まつり」の季節。ボクらが北海道を訪れて地域の素晴らしさを感じたように、北海道からも気軽に訪れ少し早めの春を感じて欲しいと、帰りの車の中で切に願うのでした。
観光だけじゃなく、ワーケーションや移住地としても注目度高。おトクに訪れるなら『北海道LOVE割』もチェック◎
北海道は大きく地域によって見所が違い、空港も充実しているため道内の離れた地域への移動もストレスなくできるから何度訪れても面白い! 観光地としても世界から注目される北海道ですが、意外と気軽に行けることで観光以外にもワーケーションや移住地としても関心が高まってきています。
さらに北海道における全国旅行支援事業の「HOKKAIDO LOVE!割」を利用すれば、もっと身近で気軽に訪れることが可能! この機会に、あなたも気軽に行ける北海道旅を満喫してみては?
▶︎「HOKKAIDO LOVE!割」公式サイト
茨城空港発の超アクティブなモデルコース!あなたもチャレンジしてみて!
好きなものを詰め込んだからこそ旅の計画はおもしろかったけど、いざ始まってみるとあっという間の2泊3日! もちろん移動は多いし飛行機にも合計4回搭乗したし、総移動距離は2500kmにも及びました。その分! 一つ一つの体験や出会いが超濃厚で、海を隔てた地域の人や地域ならではの観光資源の活かし方にも触れることができました。
北海道へのアクセスは意外とラク!だけどどれだけ好きを詰め込んで楽しめるかはあなた次第。 もしこの旅のプランが気になったら、ぜひ参考にしてみて!
この旅の始まりはコチラからご覧頂けます!
▶︎アウトドア好きの男子旅なら北海道がオススメ! 茨城発、真冬の北海道2泊3日の旅!! #DAY1
執筆・編集:株式会社SATORU 海野正輝
撮影・編集:株式会社SATORU 鈴木 遼
協賛:北海道観光振興機構
協力:支笏ガイドハウスかのあさん
この企画は、北海道観光振興機構の協賛により実施しています。