失敗する前に読んでおきたい! 壁紙をDIYで貼る時にやってしまいがちな失敗5選。
部屋の模様替えやリノベーションをする時に一番変わった印象が出るのが壁紙の貼り替え。材料や道具が手に入りやすく、女性でも簡単にDIYできる所から、人気のDIYポイントになっています。
DIYで材料や道具を揃えるからこそ、できれば失敗せずに一度で成功させたいですよね! DIYで壁紙を貼る時に、よくやってしまいがちな失敗を5つピックアップしてご紹介!
目次
【壁のサイズと同じ大きさに壁紙を発注してしまう】
まず最初にやってしまいがちな失敗例は「壁のサイズと同じ大きさに壁紙を発注してしまう」事です。
壁紙は基本、大きめに余白を残してから壁の大きさに合わせてカットしていきます。そのため、壁全体の寸法よりも多めに壁紙を注文しておく必要があります。
壁紙を貼っている途中で「あっ! あと○センチ足りない!」となってしまうと、新たに壁紙が届くまで作業は中断せざるを得ません。壁紙の寸足らずは作業効率に大きな負担をかけてしまいます。
また、失敗してしまった時の貼り替え様にも、多めに注文しておくのが正解です。
壁紙は余白を残して貼り、カッターでカットして大きさを合わせる。
壁紙は壁の範囲より多めの長さを注文しておく。(失敗しても安心。)
【カッターの刃をこまめに変えていない。】
よくある失敗の中に「カッターの刃をこまめに変えていない。」というものがあります。
壁紙を貼り替える時には、意外とカッターの刃先が丸くなってしまいがちです。特に、のり付き壁紙をカットする時は、のりがカッターに付着してしまうため早い段階で切れ味が悪くなります。
そのままの刃を使うと、滑らかに壁紙が切れずに壁紙を破いてしまったり切り跡がガタガタになってしまいます。カッターの刃はこまめに折って取り替えましょう。
替刃付きのカッターセットも販売しているので部屋の壁紙を貼り替える時は惜しまずにカッターの刃を準備しておくことをオススメします。
カッターの切れ味が仕上がりに大きな差をつける。
のり付き壁紙は刃にのりが付くので消耗しやすい。替刃は惜しまずに購入しておく。
【利き手と逆の方向から貼り始めてしまう。】
例えば、正方形の部屋全体の壁紙を貼り替える時、どういう順番で進んで行くのが良いでしょうか?
やりやすいのは、右利きなら右から左へ、左利きなら左から右へです。右利きなら右から左へ向かって貼り進めていくと、壁紙同士をつなぎ合わせる作業をする時に楽になります。
右利きの人はカッターを右手で持つと思いますので、左手で壁紙を抑えつつ、右手はカッターで切ることに集中する事ができます。
右利きの人は、右から左へ貼り進めていくとやりやすい。
【のり付き壁紙を、使わずに長期間放置。】
初心者でも簡単に施工できることから人気の高いのり付き壁紙。実はそんなのり付きの壁紙には、使用期限があるのはご存知でしょうか?
のり付きの壁紙は、使わない状態の時はフィルムでのりをカバーしていますが、時とともにのりが固まっていってしまいます。
余った壁紙を1ヶ月後に使おうとしても、のりが乾いているので壁に貼り付いてくれません。のり付き壁紙は、注文後2週間以内に使うようにしましょう。
のり付き壁紙の使用期限は約2週間。余った分は2週間以降は使えない。
広い範囲を2週間以上かける場合には、のり付きではない壁紙がオススメ。もしくは注文時期をずらす。
【貼り合わせの箇所を後回しにする。】
画像引用:miraie
壁紙の継ぎ目を目立たないように、綺麗に貼り合わせるのはどうやっているかご存知ですか?画像のように、2枚の壁紙を重ねて、重なった部分を切ることで継ぎ目なく貼り合わせることができます。
この貼り合わせの箇所を、あとでまとめてやってしまおうと放置してしまうのは失敗の元です。前述のように、のり付きの壁紙はのりが乾きやすいので、時間が経つと粘着力が弱くなってしまいます。
壁紙が剥がれやすいのは継ぎ目からなので、なるべく粘着力の強い段階で貼り合わせておくのがベスト。そして、失敗しやすいポイントとして前述したカッターの替刃交換を忘れずに行っておきましょう。継ぎ目を綺麗にする大切なポイントです。
壁紙の継ぎ目は都度合わせてから次の箇所へ移動する。
継ぎ目のカットをする時は、カッターの刃の切れ味を見ておく。
失敗は成功の元! 失敗してもチャレンジしよう!
これら5つが、壁紙の張り替えを始めてやる時に失敗しがちな事です。特に、壁紙の量が足りない、カッターの切れ味が悪くなっていて継ぎ目が汚くなった、などはあるあるです。
事前に失敗しないように学んでおくのは良いですが、もちろん失敗は成功の元! 失敗を恐れずに思い切ってやるのがDIYの楽しいところです! やってみた後に「あー、確かにそうだったな〜」なんて見返してみても面白いかも?