田舎は経験値の宝庫。山村に移住しなきゃできなかった経験6選。

田舎に住むだけで経験値倍増?!

ボクら株式会社SATORUのメンバーは、2017年から福島県奥会津 昭和村に拠点を移しています。コンビニ、スーパーまでは峠を越えて車で40分、冬は2m以上雪が積もる豪雪地帯・・・そんな環境の中、ここでしか味わえないような田舎暮らしを満喫してきたのですが、その中でも印象的な経験だったコトを6つピックアップしてご紹介したいと思います。

1.山村に移住しなきゃできなかった経験6選。


皆さんは、「田舎」とか「地方」とか「移住」って言葉を聞くと、どんなことを思い浮かべますか? 田園風景や大きくそびえる山、おじいちゃんやおばあちゃんを思い浮かべ、静かで何もやることがない様子を思い浮かべるのではないでしょうか?

ボクは前述の通り、2017年に実際に福島県の昭和村に大学時代の友人と移住しましたが、そこで田舎や移住という言葉の印象が大きく変わりました! 一番は「何も無い」という印象から「ここにしかないコトだらけ!」という印象に変わったという事です。

そこで得た経験は、ボクらが行う事業にも反映されていきます。紹介したいことは山ほどありますが、ここでは6つに絞ってご紹介したいと思います。

2.①終始こわ張りっぱなし。ハチミツ採取の現場に密着!

終始こわ張りっぱなし。ハチミツ採取の現場に密着!
最初にご紹介するのは、移住した年の最初の秋の事。いつも通り家で仕事をしていると、「今からはちみつ取るから見にこ〜!」と一本の電話。

長袖だけ着れば良いと言われて行ってみれば、今まで映像でしか見たことのない巣箱に群がる大量のミツバチが! もっと重装備でやるものかと思ったら意外と軽装。刺されることも稀じゃないんだとか。

その場でほんのり温かい蜂蜜を巣ごとパクリ!貴重な採れたてのニホンミツバチの百花蜜に舌鼓。こんな予測もしない事が起こります。

この時の様子はこちらの記事でご紹介しています。
原産地は福島県昭和村!栄養満点のはちみつ採取の工程に密着!の記事はこちらから!

3.②体力勝負! 古道を整備する「道普請」。

体力勝負! 古道を整備する「道普請」。
「道普請」という言葉は聞いたことはありますか?”みちぶしん”と呼び、地域住民で作り維持していく事を指す普請の1つです。

参加したのは、地域に残された古道を再生し、トレッキングの道にしたり地域の活性化に利活用しようという取り組みです。

体力勝負! 古道を整備する「道普請」。

コレは想像以上の体力勝負! 重機が入っていけないような山道を整備するので、道具を運ぶのは途中から徒歩。重い材料やスコップ、ツルハシなどを担いで、長い道のりを目的の場所まで向かいます。

体はバキバキですが、「この道は自分が作った!」という達成感を得る事ができます。隠れた観光資源を発掘するというこれまた貴重な体験です。

この時の様子はこちらの記事でご紹介しています。
古道を整備して「道」をつくる、ロマン溢れる歴史街道「歩く県道・会津銀山街道」の道普請へ!の記事はこちらから!

4.③奥会津ならでは!毎日温泉三昧♪


住宅街にお住いの方は、温泉といえば、時間をかけて移動する温泉旅行を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? お風呂に入りに行くと言えばスーパー銭湯などが主流ですよね。

ボクらの移住した奥会津地域は、国内でも有数の温泉地。各町村には天然温泉が点在し、泉質もそれぞれ異なります。村民限定の浴場は無料で入れる上、源泉そのままのアツアツのお風呂も楽しめます。

移住当初はお風呂を直していなかったので、毎日のように村内の温泉に向かったものです。日帰りでいろんな温泉に入れる、地域住民の特許のようなものです。

温泉に関する記事はこちらから!

5.④遊び方が無限大の川遊び!


田舎と言えばハズせないのが川遊びでしょう。でも、川辺でパシャパシャしてるだけの川遊びで満足できませんよね。

釣り、SUP、魚採り、滝登り、川下りなどなど、川の遊び方は無限大! 季節ごとに遊び方も変わるし、アウトドアグッズを持って少し車で移動すれば、大自然の中で本格的なデイキャンプがスグにできちゃうんです。

海はないけど、ベタつかない湖でひっそりと遊ぶ遊び方も、移住して初めて知った事。

夏にヒンヤリ気持ちいい! 奥会津 昭和村周辺の”涼感MAX”なオススメ清流スポット5選。の記事はこちらから!

夏の沼沢湖でカヌーに初挑戦!!未経験者でも安心・安全な楽しい湖アクティビティをご紹介!! の記事はこちらから!

6.⑤コレぞ雪国の醍醐味!スノーモービルで雪原を遊び尽くす。


ほとんどの方が、雪を見る機会はスキー・スノーボードなどのアクティビティの時ではないでしょうか?茨城県出身のボクは、雪が2m以上も積もる豪雪地帯に住んだ事があるという人には、移住した29歳の時まで出会った事がありませんでした。

雪国に住む人はこんな楽しい遊びをしていたなんて。と嫉妬にも変えがたい感情を抱いたのが「スノーモービル」です。雪に音が吸い込まれて静かな雪原で、パァァーン!!!!と音を立てて猛スピードで駆け抜けるスノーモービルは、男なら誰でも興奮する遊びでしょう。

むしろスノーモービル自体スキー場でのレスキューでしか見た事なかったので、こんなエクストリームに遊べるモノだということを初めて知りました。

スノーモービルに乗って狩猟にも行くという村の男の人たち、シビれます! そんな狩猟も貴重な体験の1つです。

⑥超貴重! 雪山でかんじきを履き、狩猟に同行!


極め付けは、ここに来なければ絶対に一生体験しなかったであろう狩猟体験。もちろん銃は免許がないと触ることも許されないので、マタギと呼ばれる狩猟をする人について行き、その臨場感、緊張感を肌で感じるというモノ。

深い雪の中は長靴だけでは歩けないので、かんじきと呼ばれる手作りの足輪を使って歩きます。雪山のトレッキング気分も味わえる上、実際に獲物を捕まえれば、食べるまでの処理の方法なども立ち会える、本格ジビエが楽しめます。

この緊張感と臨場感は、他にはなんとも例えられないものがあります。この経験は国内でも数える人しかないのではないでしょうか?

冬の田舎の過ごし方は一味違う。一人じゃ絶対行けない雪山の狩猟体験に密着!! の記事はこちらから!

田舎は貴重な体験の宝庫。まだまだ遊び足りない!


どの経験も、この地に移住していなければ体験できなかったものばかり。他にも畑で野菜を育てて収穫したりと、いつもは何も思わずに食べていた肉、野菜なども、こうして成り立っていると身をもって体感できるのは田舎ならでは。

まだまだ遊び尽くすのは難しそうです!

そんな田舎や地方にしかない体験を通じて、もっと多くの人にこの特別な体験を経験して欲しい! そしてその地域の人と触れ合って欲しい。そんな事を思って立ち上げたのがSHARE BASE Matching(シェアベースマッチング )です。

その地域ならではの体験を、登録している多くの主催者がSHARE BASE Matching上で提供しています。是非、その場所でしか体験できない経験や、地域の人と触れ合って、日本の地域の楽しさを存分に感じてもらえればと思います。

SHARE BASE Matchingはこちらから!

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。