「棚柱」を使って、便利な棚を簡単にDIY!
便利な棚を簡単にDIYで作りたいという方は多いのではないでしょうか? そんな時は初心者でも簡単に設置できる「棚柱(ガチャ柱)」が便利! 古民家の壁に棚柱を設置してみました。自由に高さが変えられる利便性と、賃貸でもできる活用例も。
1.角度に注意! 棚柱を壁に設置。
一般的な木製の棚をDIYしようとすると、たくさんの木材を図りカットして組み立てる工程が必要になる上、採寸を間違うと曲がった棚になってしまうのが難しいところ。棚柱(ガチャ柱)は、2種類のパーツで成り立つ簡単な構造なので、失敗が少ないことに加えて工程も簡単。
今回は、棚柱でも扱われることの多いロイヤル製の棚柱を使って棚作りにチャレンジしたいと思います。仕入れた材料はこちら。
▶ASF-1 チャンネルサポート 961ミリ~1161ミリ(50ミリ単位でのカットオーダー品)
50mm単位でオーダカットしてくれるので便利。
▶ASF-1 チャンネルサポート用 木棚板専用ブラケット
専用ブラケットは、必要な奥行きに応じてサイズを選ぶことができます。
●棚柱を壁に設置する。
この工程で大切になるのが、「壁に下地が通っているかどうか」ということ。下地がないと、いざ棚板に重いものを乗せたときに棚柱ごと倒れてきて大変危険! 下地チェッカーや壁を叩いてみて、下地があるかを確認。
もし下地がない場合には、写真のようなアンカーを使って設置します。アンカーは、石膏ボード壁などの下地がない空洞部分に物を取り付ける際に使用する補強アイテム。これを使うことで下地がない壁にもビスがキマるようになります。見た目より設置も簡単です。
ここの壁にはビスを打つ位置に下地がなかったので、アンカーを利用して棚柱を壁に設置しました。ここまでの手順は以下の通り。
・棚柱を壁に当て、水平器を当てて垂直、平行、打つ場所を決める。(マスキングテープなどを使うと便利。)
・ビスを打つ位置に印をつける(今回は棚柱を当てて、ビス位置に釘を入れてマーク。)
・下地がない場所にはアンカーを入れて、インパクトドライバーで棚柱を固定。
ここまで設置ができれば、70%は作業が完了してきています。
2.棚板を設置して高さ決め。
左右の棚柱を平行につけ終えたら、棚受けを一度引っ掛けてみます。仮の棚板を乗せてみて、斜めになっていないかなどのズレをチェックしてみます。
ほとんどズレはなさそうなので、この棚受けに一定の大きさに切った棚板を設置すれば棚の完成!
今回は奥行き300mmの棚受けを用意しました。棚受け金具より短いと見た目も安全性も良くないので、少しはみ出すくらいの大きさに棚板を切っておくと◎。丸ノコを使って350mm程度に合板をカットして、インパクトでビス止めしていきます。
3.棚柱DIY完成! 賃貸ではどうする?
棚板を何枚か用意して、好きな高さにセットすれば、便利な棚の完成! 一人でも簡単に高さが変えられる自由度があるので、置きたいものによって枚数や高さも好きなようにレイアウトできるのが最大のメリット。
ここ「古民家民泊 SHARE BASE 昭和村」では、タオルや布団を敷く為のシーツ、布団カバー、枕カバー類など、見えやすく使いやすいようにレイアウトすることができるようになりました。一番下段には、使用済みのものを入れてもらうBoxを用意しても良いかも。宿泊の方は、自由に持ち出して使ってくださいね!
●賃貸の場合はどうする?
賃貸の場合には、こんな風に直接壁に穴を開けたりするのはルールー違反のところもありますよね。そんな時は、『LABRICO(ラブリコ )』を使って柱を設置すればOK。2×4材ならしっかりとビスも揉めるので、安心度も高いですね。
引用:Pinterest
他にも、『LABRICO(ラブリコ )』を使って間仕切り壁を作るなどのDIYは、他の記事でもご紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
▶初心者や賃貸と相性抜群!『LABRICO(ラブリコ) 』で脱衣場の間仕切り壁をDIY!! #1
▶初心者や賃貸と相性抜群!『LABRICO(ラブリコ) 』で脱衣場の間仕切り壁をDIY!! #2