初心者でも簡単!?破れた障子は古臭さを出すため、DIYで居住棟の障子をピンと張り替えました。
破れた障子の現状
もともと破れていた箇所もありながら、引っ越し後の荷物整理の際にぶつけてしまったり指を突っ込んでしまったり・・・。障子の現状はひどい状態になっていました。小さい頃に障子の張り替えはよく手伝わされたものですが、すっかり忘れてしまってます。。。
障子の張り替えに使う道具
道具は会津田島のホームセンターで一式揃えて来ました!張り替えに使う際の道具は、障子紙、のり、ハケ、カッターが基本的な道具。障子紙は様々な種類がありますが、今回は「雲竜」というデザインの強調があまり強くないパターンデザインのものを選択しました。
1.まずは古い障子を剥がす所から
古い障子を剥がすのためにまず水を吹きかけます。ハケに水をしみ込ませて古い障子ののり付け部分に塗るのも良いのですが、ハケはこの後のりを延ばすのに使用するため、霧吹きを使って濡らしました。
水を吹きかけてから2〜3分後くらいに障子を剥がすと、気持ち良いくらいにぺろっと剥がれます。長い年月が経っていたため、剥がした箇所に障子の残りが張り付いてしまっているため、その部分はヘラを使って剥がします。この時障子の木枠を傷つけてしまわないように注意が必要!
2.障子ののりを木枠に塗込む
のり付けする前に気をつけなければいけないのが、しっかりと障子本体の木枠が乾いている事!乾いていないとのり付きが悪くなるそうです。。。今日は雨だったので室内での作業、せっかくなのでドライヤーを使いました。今回使用したのりは、直接塗れるようなチューブ製のものだったので、木枠に塗り付けてからハケで延ばしました。
3.いよいよ障子の張り付け!
ロールになっている障子紙を端に仮止めテープで付け、曲がっていないかを確認してから、巻物を開いていくように障子の骨組に貼付けていきます。3cmほど余裕をもって止めておくと、後で余りをカットするのが楽です。小心者の僕は少しずつ貼っていきながらも、のりが乾いてしまうのではとソワソワしながらやりました。。。ここで曲がったりたわみができてしまうと仕上がりが心配なので、思いのほか神経をすり減らす作業です。3分の一程貼れた時点で、内側から外側に逃がすように貼付けて行きました!
4.障子の余りの部分をカット!
骨組みに障子紙を貼り終えたら、最後は余りの部分のカットです。このカットが曲がってしまうとカッコ悪い!定規でも良いと思うのですが、まっすぐに切れるようなガイドを付けて切り抜いていきます。カッターの歯を1mm程出して、本体を傷つけないように軽い力でカットします!この時に怖じ気づいて少しずつカットするよりかは、思い切ってまっすぐガイド沿いに切り抜くのがオススメ。
5.障子の張り替え完成!
余白の部分を切り終えたら張り替え完成です!ピンと張って気持ちのいい障子が出来上がりました!今回の障子は骨組み数が多いためのりを延ばすのに時間がかかってしまいました。初心者の僕が実施して約1時間弱くらい。これは時間がかかり過ぎですが、慣れていけばもっと時短できそうです。古民家側の障子の張り替えもなんなくこなせるように、ひとまずはこの居住棟の破れた障子をDIYで修理していきたいと思います!