まるで大人の隠れ家?古民家の2階をDIYでくつろぎの空間に#1〜アクセントクロスでどこまで変わる?〜

憧れの大人の隠れ家は自分で作れる!?古民家2階の踊り場をDIYリフォーム!

誰もが憧れた秘密基地のような隠れ家空間。2階の宿泊室に繋がる踊り場に、そんなこだわりの空間を作っていきたいと思います。

1.古民家の2階をくつろぎの空間に

SHARE BASEの平面図
1階のキッチンスペースからの階段を上がると、平面図右手の2階へと上がる事ができます。今回は、この階段を上がった先の洋室部分を中心に、秘密基地のような落ち着いたくつろぎ空間を作っていきたいと思います。

古民家の2階
古民家の2階
古民家の大部分はメンバー3人で相談しながら進めて来ましたが、こういった6畳〜8畳程の空間や宿泊室においては、各自担当を持って進めることにしています。今回のこの場所のプランニング及び施工は網谷くんが中心に行ってくれます。

さて、どんな空間ができあがっていくのでしょうか?まずはクロスを貼ってテーマを整えることから始まります。

2.部屋はクロスで見違える!まずは空間を整える

古民家の模様替え
古民家の模様替え
まずは既存のベッドをどかし、周辺の壁を白ベースの壁紙を貼っていきます。クロスが綺麗に貼れるように、元の壁材の目地にはパテを入れてから貼っていきます。
クロスを貼る際にしておく下地処理をやってみたものは、こちらでもご紹介しています。
▶古民家再生DIY!キッチンスペースのDIYリフォームへの道〜壁編① 壁紙(クロス)を”貼る前にしておく”大切なこと〜

そして、今回の空間作りのポイントにもなるのがこちら。
壁紙のアクセント
天井部分にはアクセントクロスを貼っていきます。斜め天井の部分と通常の天井部分とがあるので、天井部は全てこのクロスを入れていきます。

3.アクセントクロスでこれだけ変わる!白ベースなら失敗も少ない?

クロスを貼るだけでこれだけ印象が変わりました。
・Before
古民家の屋根裏をリフォーム
・After
古民家の屋根裏をリフォーム
クロスを貼り替え、床にはクッションフロアを仮置きしています。斜め天井を生かしたアクセントクロスがいい味を出しています。

アクセントクロスを入れる場合には、白ベースのものに施すと失敗が少ないようです。ベースが濃い色の場合、濃いアクセントクロスを入れるとうるさくなってしまい、アクセントを淡い色にすると周囲がより濃く見えてしまうそうです。

さらに、斜め天井によって周囲より高さが少なくなる所には、なるべくロースタイルになる家具を入れると広く感じます。まだまだ、こだわりの空間は進化していきます。

4.SHARE BASE 昭和村 ご予約はこちらから

福島県昭和村 宿泊
SHARE BASE 昭和村は、福島県奥会津の昭和村野尻地区にあります。歴史ある築150年を越える古民家を、「皆で共有できる秘密基地へ」をコンセプトにした素泊まりの古民家再生ゲストハウスです。

SHARE BASE 昭和村の古民家や庭、蔵など、手つかずの部分がまだまだ残されています。歴史を紡ぐ古民家を、皆の手で工夫しながら残していくという考えのもと、進化し続けることがSHARE BASEプロジェクトの特徴です。是非、昭和村へお越し下さい。
▶SHARE BASE 昭和村 宿泊システムについて

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。