古民家の玄関の改修が完了!プロの技術とDIYのハイブリッドで完成した玄関のBefore→Afterは?
少しずつ進めていた玄関の改修もようやく完了を迎えたので、いつものようにBefore→Afterでその変化をご覧頂きたいと思います!
1.なぜ玄関の敷居を改修しなければならなかったのか?
こちらは移住当初、まだ改修に手をつけていなかった時の玄関の様子です。見た感じは特に何も違和感なく、わざわざ改修する必要もないかと思うくらいでしょう。なぜこの玄関を改修するに至ったのでしょうか?!
この玄関の問題は靴を脱いで上がった板の間に問題があったのです。床はたわみ、敷居はシロアリの被害によってメキメキと音を立てて割れ、ボロボロと崩れてしまうような状態でした。
空き家になってから空気の入れ替えもなかったため、湿気とシロアリの侵食によって見えない所からダメージが蓄積されていたようです。
なかなか手をつけられていなかったこの場所の改修も、いよいよ本格的に取掛かることにしたのは今年、雪がほぼ溶けて作業がしやすくなった頃のことです。
2.改修はどんな風に進んでいった?
改修はまず腐ってしまった敷居を取り外すことから始まりました。解体は自分たちの手で行おうと頑張ってはみたものの、なかなか思う様に進まず。そんな時、今年移住して来られた現役の若い大工さんに偶然助けられ、予定していた時間の半分以下で解体作業が完了!本当に助かりました、心から感謝です。
▶古民家再生DIY!玄関の床板と敷居の改修!②〜助っ人登場!侵食された敷居の取り外し〜
解体後は、村内の大工さんに材料を準備して頂き、敷居の設置までをお願いしました。ここでも自分たちではできない、プロの技術を見せて頂き驚きの連続。さらにはこの古民家に使われている貴重な材料についても教えて頂きました。
▶古民家再生DIY!玄関の床板と敷居の改修!③〜ベテラン大工さんによる古民家の敷居再生術!〜
そしてこの後の床板張り、塗装はDIYで最後まで行います。材料の調達から採寸、カット、表面の調整、そして柿渋と蜜蝋ワックスによる表面の仕上げなど、初めての作業もありながら楽しく進めていきました!
一ヶ月半の間、一緒にここでSHARE BASE作りをしてくれたMahoにも、解体からDIY改修までたくさん作業してもらいました!最終的には自分たちより手際良く作業してたんじゃないかな?Mahoにも心から感謝です。
▶古民家再生DIY!玄関の床板と敷居の改修!⑥〜自然塗料「柿渋」で塗装〜
3.入り口からの景色のBefore→After
手間に手間を重ねた作業で、たわんだ床板と腐敗した敷居から綺麗な玄関が出来上がりました。玄関の扉を開けて中に入ったときの内装は、下の様に変わっています。
・Before
・After
まだ引き戸を付けていませんが、この状態が驚く程開放的です。作業的にも今は引き戸が無い方が楽なので、今はこの開放感を楽しんでから最後に戻そうかなと思います。
初めての作業だらけでしたが、いろいろな人に助けられながら完成!徐々に出来上がっていく時間が、とても楽しい時間になりました。開放後も改修は続きますが、いよいよひと段落するまで大詰めです。
4.ご支援、仲間を募集中!
SHARE BASEは、築150年以上の古民家を再生し、皆が自由に楽しめる秘密基地を提供することから始まるプロジェクトです。
SHARE BASEでは、開放に向けてのご支援、仲間を募集中です。改修はまだまだ進行中、メッセージなどもお気軽に頂ければと思います。会員費は現在改修の予算に充てさせて頂いております。先行会員の方にはプレゼントもご用意しておりますので、引き続き宜しくお願い致します!
▶What's SHARE BASE PROJECT