古民家の傷んだ廊下をDIY再生②〜廊下の再生Before→After〜

古民家の廊下の再生完了!自然な仕上がりになったBefore→After!

老朽化が進み傷んでしまっていた古民家の廊下を解体、そして再生させるDIYが完了しました!玄関同様、柿渋と蜜蝋ワックスで仕上げた廊下はどんな出来映えに変わったのでしょうか?

1.採寸しながらカット、手間がかかった廊下の貼り直し

古民家の廊下をDIYで貼り直し

解体が終わった廊下は、玄関同様に杉板で床を貼り直しました。多少根太がぐらついていた箇所は改めてビスを打ち直し固定。多少歪みのある古民家は、場所によって床板の長さが異なるので、要所要所で採寸しながらカットして貼っていきました。

2.柿渋と蜜蝋ワックスで表面を仕上げる

こちらも玄関と同様に、サンダーで表面を整えた後、自然塗料の柿渋と蜜蝋ワックスで表面を仕上げていきます。


蜜蝋ワックスを塗った箇所と塗っていない箇所、やはり木目の出方が異なります。木の表情がより鮮やかに浮き出て、木本来の味が出て来ているような気がします。5.5m程ある廊下には、未晒し蜜蝋ワックス300ml缶を約半分ほど使う量で塗っています。

裸足で歩いても問題ないほか、木の微妙な凹凸が足裏に気持ち良い仕上がりになっています。

3.古民家の廊下DIY再生のBefore→After

移住当初から気になっていた廊下の床の傷みですが、やっと修復することができました!廊下の傷んだ部分は歩くと床が抜けてしまいそうな状況でした。
・Before
古民家の廊下の破損
古民家の廊下の破損
・After
古民家の廊下をDIYで再生
古民家の廊下をDIYで再生

今回やってみて納得したのは、「杉板が痩せる」という現象。大工さんの言っていた通り、スキマ無く並べたはずの杉板が、日が経つにつれて少し痩せて若干のスキマが生じていました。

柿渋と蜜蝋ワックスで仕上げた表面は、畳との間の敷居や柱と色合いが近くなって、従来より統一感が出たような気もします。経年変化とともに味が出ると言われる自然塗料もこれからが楽しみです!

4.ご支援、仲間を募集中!

share baseプロジェクト
SHARE BASEは、築150年以上の古民家を再生し、皆が自由に楽しめる秘密基地を提供することから始まるプロジェクトです。

SHARE BASEでは、開放に向けてのご支援、仲間を募集中です。改修はまだまだ進行中、メッセージなどもお気軽に頂ければと思います。会員費は現在改修の予算に充てさせて頂いております。先行会員の方にはプレゼントもご用意しておりますので、引き続き宜しくお願い致します!
▶What's SHARE BASE PROJECT

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。