庭の根深いアジサイを、スコップを使ってDIYで抜根! 重機を使わない簡単な掘り起こし方は?
6月〜7月にかけて梅雨の庭を美しく彩るアジサイですが、広く根をはるアジサイは、植え替えや撤去のために自力で抜根するのはなかなか難しいもの。
今回は、古民家の庭の有効面積を広げるため、長い間植えられていたアジサイを根っこごと掘り起こしていきたいと思います。庭は車や重機も入りづらい場所。スコップだけで掘り起こせるのでしょうか?!
目次
1.アジサイの撤去をDIY!アジサイの深さのある根は掘り起こせる?!
今回は、庭に少なくとも20年以上あるこのアジサイを抜根して庭の有効面積を広げたいので、思い切って男2人でアジサイの撤去作業をDIYで行ってみたいと思います!
手順は以下の通り。
①アジサイの枝葉を短くカット。
②根の周囲を掘ってテコの原理で根を少しずつ掘り出す。
③アジサイをいろいろな方向に倒して抜いていく。
こんな手順で取り掛かりたいと思います。
2.まずは刈り払い機で枝を短くカット!
枝が倒れていたり長すぎると、根っこのいちがわかりづらいため、まずは刈り払い機を使って、枝を短くカットしていきます。チェーンソーまでは使わなくてもカットできますが、切れ味の良い刈り払い機をオススメします!切れた枝が飛んでくることがあるので、ゴーグルや長袖での作業が安全です。
3.根っこの場所が見えたらひたすらスコップを入れて「テコ」で持ち上げる!
枝が短くなったことで、掘り起こす根っこの場所が見えてきました。あとはひたすらスコップを根っこに向かって入れ、テコの要領で掘り起こしていきます。
ここでのポイントは、1箇所だけにスコップを入れるのではなく、根っこの周囲を囲むように土を掘っていくところ。ある程度根が見えたら、スコップを入れてテコで持ち上げる、また場所を変えてスコップを入れてテコで持ち上げるという作業を延々繰り返します。。。
根の固い場所に当たるとスコップが入らなくなるため、適宜場所を変えつつ細い根はスコップで切り落としながら掘り進めていきます。ある程度根っこが見え、引っ張ったり押したりしてグラグラしてきたらゴールに近づいている証拠!
4.最後はパワーで! 根をいろいろな方向に倒すようにして抜根!
少し根がグラグラしてきたら、あとは根っこを寝かせるようにアジサイを倒して根っこを引っ張り出します。(もし車など使えたら、ロープなどで牽引して抜くのが賢明です。。。)
1人では抜け切れませんが、アジサイを倒す係、根っこを持ち上げる係に分かれて作業すれば、少しずつ抜けていきます。
5.アジサイの根は重機を使わず掘り起こせる!
長らく頭を悩ませていたアジサイですが、いざ心を決めて取り掛かり、男2人で約1時間程度で抜根完了。炎天下の中意識朦朧と実施しましたが、もし重機が使えたり車で牽引することができれば、よりスムーズに抜根することができると思います。
もしそんな機械が使えなくても、剣先スコップがあれば大丈夫! 時間と体力は使いますが、人力で抜くことができるので、参考にしてみてください。