古民家の外壁塗装への道!#3〜BBQ開催と外壁塗装を開始!〜

化学塗料より自然塗料が馴染む?古民家の外壁塗装を開始!!

天気の良いGW初日、会津若松に住む友人達が集いBBQを開催!せっかくの大人数なので、古民家の外壁塗装をお手伝いしてもらいました!大人数でやれば早くて楽しい、賑やかな古民家の外壁塗装。そして悩んだ末の外壁の色は何を使い、どんなものになったのでしょうか?

1.BBQで賑やかに外壁塗装開始!

GW前半の天気の良い日、会津若松の友人と昭和村でBBQ!人数も集まったので、冬の寒さもありなかなか取掛かれなかった外壁塗装をついでに手伝ってもらいました!昼過ぎに集合した面々、合計8人でまずは乾杯!腹ごしらえからスタートです。
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BBQ中心の予定だったので汚れても良い格好じゃなかったかもしれないけど・・・一段落してから外壁塗装の準備へ!

冬に差し掛かる頃でしたが、外壁塗装の下地準備には”冷たい冷たい”作業がありました。

2.外壁塗装の前にしておいた事

外壁の塗装を高圧洗浄機で剥がす
2017年の11月末頃のこと、外壁の塗装をする前に、既存の剥がれかけた塗装を綺麗にする作業を行いました。気温は10度以下、高圧洗浄機ケルヒャーK3を使って木部外壁の塗装剥がしと洗浄。極寒作業でしたがこれを事前にしておいたので、スムーズに外壁塗装に入ることができました!
▶古民家の外壁塗装への道!#2〜続く木部外壁の洗浄と塗装剥がし〜

外壁の色は古民家の顔、いろいろな塗料を試し塗りしながら試行錯誤もしましたが、今回は内部の柱の塗装などにも使った松煙と弁柄を混ぜた自然塗料を塗る事にしました!

3.木目を残す松煙と弁柄の自然塗料

松煙と弁柄で古民家の外壁を塗装する
松煙の黒色は、化学的につくられた黒色よりも素材に深みと重厚感を与え、天然木にとって最適な塗料として推奨されています。弁柄(ベンガラ)も調合すれば、防腐・防虫効果を高める役割も果たしています。この塗料を使ったのは、内部の大広間の柱や天井を重厚感のあるものに仕上げる時です。
▶古民家再生DIY!内装【大広間】の柱・壁・天井塗装への道#3〜古民家風の柱・天井仕上げになる塗料の調合〜

表面に亜麻仁オイルを使用すると表面を保護して、色落ちを防ぐこともできるようです。この古民家の外壁は天然の杉の木、相性も良いそうなので試しに塗ってみると予想以上に馴染みが良く、重厚感のある黒が出ました!ちなみに、杉、ヒノキ、ナラ、タモといった木目のはっきりしている素材が適しているようです。

4.塗装は大人数でこなせば楽しい作業!

古民家の外壁塗装古民家の外壁塗装古民家の外壁塗装まずは下塗りということもあって、たまに落書きしたり(後で綺麗に塗り直しました)、本当に自由に楽しく塗ってもらうことができました!この日は本業も職人の友人も来てくれました。たまに顔が仕事モード!
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作った塗料は小さなバケツに小分けにして、それぞれがハケを持って塗って行きます。顔に塗料をくっつけながら楽しんで塗っていると時間もあっという間!材料が底をついたため今回の塗装は終了。外壁の面積の大きさからしてやっぱり作業日は幾日か見ないと終わりそうにはないですね。

5.手伝ってくれたみんなに感謝!!

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今回は外壁塗装に入るきっかけをくれたおさ、雄士、祐輔、小滝に大きな感謝!服が汚れるのも気にせず楽しんで手伝ってもらえて嬉しい限り!材料を確保して、天気とにらめっこしながらまだまだ作業は続きます。

6.ご支援、仲間を募集中!

share baseプロジェクト
SHARE BASEは、築150年以上の古民家を再生し、皆が自由に楽しめる秘密基地を提供することから始まるプロジェクトです。

SHARE BASEでは、開放に向けてのご支援、仲間を募集中です。改修はまだまだ進行中、メッセージなどもお気軽に頂ければと思います。会員費は現在改修の予算に充てさせて頂いております。先行会員の方にはプレゼントもご用意しておりますので、引き続き宜しくお願い致します!
▶What's SHARE BASE PROJECT

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。