春は山菜採りが楽しみ!福島県昭和村で初めての『こごみ(クサソテツ)』の収穫へ!

春は山菜採りの季節! 野山の恵みを頂きにこごみ採りへ!

採れたての山菜は野山が育んだ栄養がたっぷり! 都心のスーパーでは高かったり、なかなか手に入れられない山菜を、実際に山を歩いて採りに行くのはまるで宝探しのようですね。今回は、昭和村の山で『こごみ』を採りに連れて行ってもらった様子をピックアップ!

1.春の山菜『こごみ(クサソテツ)』ってなんだ?!

福島県でこごみの収穫
お浸しやゴマ和えなどにすると美味しいことから人気の山菜『こごみ(屈/コゴミ)』は正式な名称を『クサソテツ』と言う、シダ植物の多年草。人が前屈みにぐるっとなっているような見た目から、そのように呼ばれるようになったそうです。

湿気を好む場所に自生して、春から初夏に渦巻状に出てくる新芽を摘んで食用にします。野山に自生している山菜ですが、近年では栽培もされるようになっていて、手に入れやすくなっているそうですね。

こごみ(クサソテツ)
新芽の採れどきを逃すと、このように屈んでいた部分が開いて(咲いて)いき、食用には適さなくなっていきますが、涼しげな雰囲気が観葉植物としても扱われているようです。

さて、今回は福島県昭和村の古民家民泊施設「SHARE BASE 昭和村」で行われている『野山の恵みを頂く!春の山菜採り体験プラン』のガイドも行う羽染さんに、一緒に山へ連れて行ってもらいました!

2.初めての山菜採りへ出発!

初めての山菜採り
今回は早朝6時半頃に出発。比較的平地にも自生するこごみですが、村に住む人以外は知らないような道にぐんぐん入って行き、こごみが採れる場所へと入って行きます。

朝のひんやりした空気と鳥の鳴き声が心地よい、自然を堪能するトレッキングのようです。ちなみに、足場の悪い山道に入るので、最低でもこんな装備が必要かなと思いました。

●山菜採りの装備品

・長靴(もしくはトレッキングシューズ)
・長袖、長ズボン(急な雨に備えて防水性があると◎)
・軍手(ゴム手袋でも可)
・バックパック
・ビニール袋

最低でもこの装備があれば安心です。山の変わりやすい天気では、急に雨が降っても傘を差すことができないので、フード付きのマウンテンパーカーやレインウェアだとバッチリ。

山菜採りの注意事項
どんどん険しくなってきました。沢の流れが綺麗で、もののけ姫の世界に入ったようです。昔は道になっていたという通り道も、草木が生い茂ってわかりづらいのですが、知っている人と歩けば安心! 迷うこともなく安全な道を歩けます。

いよいよ収穫のポイントが近づいてきました。

3.初心者も簡単! こごみ(クサソテツ)の採り方。

こごみの収穫
こごみが採れるのは、水はけがよく湿気のあるところ。少し開けた日当たりの良い場所に行き、一株見つけると周辺にも多く生えているのがわかります! 最初は見慣れない山菜ですが、わかるようになるとどんどん見えてくるのがおもしろさのポイント!

こごみの収穫
収穫は、咲いていない新芽を茎からちぎるように採っていくだけなので、初心者でも何も難しいことはありません。来年もまた採れるように、新芽を全て摘み取らず、食べ頃のモノ以外は残しておくようにすると良いそうです。

2時間程度でしたが、採れたのはビニール袋3袋分! 予想以上の収穫に大興奮。自然の中を練り歩く気持ち良い運動もできて、採った後の山菜は、お浸しにして美味しく頂きました!

4.マナーを守って楽しい山菜採りへ!

こごみの収穫
採っては楽しく、食べて美味しい山菜採りは、山に立ち入る人のマナーが大切。山には危険な道もあったり、毎年遭難や事故の報告があるので、山をよく知る人と行くのが間違いなし! そんな山を知り尽くしたガイドと行く山菜採りプランは、春から夏にかけて随時募集中!! 興味のある方は、プランページをチェックしてみてくださいね!

■SHARE BASE presents!!『『野山の恵みを頂く!春の山菜採り体験プラン』
対象年齢:18歳〜
所要日数:1泊2日
プラン費用:15,000円(税込)/1人 ※温泉、現地での買い物などは自己負担になります。当日の昼食、翌日の朝食は各自ご用意ください。
宿泊場所:@SHARE BASE 昭和村(福島県大沼郡昭和村大字野尻字元町4488)
主催:株式会社SATORU @SHARE BASE 昭和村
※体験プランの詳細、お申し込みはプランページをご覧ください。 
※季節、タイミングによって採れる山菜は異なります。
※宿泊込みプランのみとなります。日帰りでの体験は出来兼ねますのでご注意ください。
問い合わせ先:050-3695-3106
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masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。