昭和村民の特権!無料で入れる「村民いこいの湯」が新しくなってオープン!
福島県昭和村には、代表的な温泉宿「昭和温泉 しらかば荘」があり、多くの来村者を癒していますが、その麓には「村民いこいの湯」が昭和村民を癒しています。工事を終えリニューアルした浴場は、いろんな意味で “激アツ?!” なお風呂なんです!
目次
1.年季が入って味がある、リニューアル前の村民いこいの湯
こちらが従来の「村民いこいの湯」です。昭和村民のための浴場で、ここで仕事の汗を流したり、馴染みの人と話に花を咲かせたり、無料なので気軽に集えるのが◎なお風呂です。
ボクらといえば、昭和村に移住当初にお風呂が壊れていたため、毎晩仕事を終えてはタオルやシャンプーなどを持って駆けつけていた、思い出の深いお風呂です。
▶『村民いこいの湯!昭和村村民に愛される無料共同温泉浴場』の記事はこちらから。
2019年に工事が始まり、冬を越えていよいよリニューアルオープン!どんなお風呂になったのでしょうか?
2.積雪対策もOK!工夫が凝らされたつくりにリニューアル!
こちらが新しくなった村民浴場! まず一目見てわかるのが、従来よりも積雪対策がされている外観です。
昭和村は豪雪地帯。冬の積雪の対策のため、建物自体が底上げされて高い位置にあります。また、入口の階段は建物の中にあり、施設に容易にアクセスできるように配慮されています。
階段を登ってみると、右側が男湯、左側が女湯です。外観の塗装もしらかば荘と同じような色になっています。従来のような古びた味はまだまだ出ませんが、新しい装いにワクワク!
人がいない時間帯にお邪魔させてもらい、拝見させてもらいます。
3.整った設備と綺麗な内装に驚き!
ドアを開けてみれば、新築ならではの綺麗な内装。以前のいこいの湯に比べるとすごい差が! ホウキや寄付されたであろう本も並べられています。訪れた人が次の人も気持ちよく入れるように自分たちで清掃しながら入る、思いやりを感じるお風呂です。
脱衣ボックスは6つ、カゴも用意されています。高齢者の多い昭和村に配慮した腰掛けや、新品のトイレも気持ちが良い!
流石に6人が同時入ると狭そうですが、中はどのようになっているのでしょうか? お楽しみの浴室を見てみたいと思います。
4.いよいよ中に。 昭和村の村民浴場はまさに”激アツ”!
浴室のドアを開けると、雰囲気のあるタイル張りのお風呂にお湯が掛け流しで貯められています。基本的にはシャンプーや石鹸などは常備しておらず持ち込むスタイルです。浴槽の大きさは従来より少し小さくなったかな?
ドアを開けた左右に鏡のついた洗い場があります。高齢者に配慮したバーが要所に設置されていて、出入りも楽そうです。
そして “激アツ” の本当の意味はこのお湯の温度!!
浴室内にあった温度計で測ってみると、みるみる温度計が上がり50度に!源泉掛け流しの昭和温泉はアッツアツ! 温泉分析書によれば、泉温61.0度(調査時の気温0.0℃)と高温になっています。
しらかば荘の温度で物足りない村民にはうってつけ。いずれにしても、ここに入れるのは村民の特権! 無料の村民浴場、綺麗に長持ちするように使われることを願っています!