雪で傾いた倉庫を解体! 専門家によるあっという間の解体術!
SHARE BASE 昭和村の敷地内には、ボクらが移住当初から存在していた木造倉庫があります。これまで米俵や炭、農機具や農薬など、生活に欠かせないものが収納されていた小屋ですが、雪の重みによってその建物は年々傾き始めていました。
2022年の秋のこと。意を決して、雪で潰れてしまうその前に解体することに決め、専門家の手を借りながら解体作業をしました!
目次
1.雪で潰れるその前に。SHARE BASE 昭和村の小屋を解体!
ボクらが移住してからは、一度中身を整理し、DIYで使う道具やアウトドアアイテム、そして除雪機などを収納していた小屋。SHARE BASE 昭和村をDIYでリノベーションする時に、作業スペースを快適にするために必要不可欠なスペースでした。
しかし、ここは豪雪地帯の奥会津昭和村。ひとたび冬が訪れれば数メートルも雪がつもり、このように重くのし掛かります。
このままにしてしまうと、小屋が雪で潰れて中のものが下敷きになってしまったり、道路側に雪が落ちて通行する車の妨げや事故になり兼ねません。。。今回は、専門家の手も借りながらいよいよ小屋を解体することになりました。
2.解体する前に、まずは中身を空っぽに。
まず解体する前に、中にしまっていたあらゆる物品を出して処分していきます!自分たちで増やしていったモノ、昔からあるモノなど、分別しながら処理していきます。
農作業用の道具や肥料、農薬など、およそ30年以上そのままであろうモノも出てきます。
作業は3~4時間程度で終了。空っぽになった小屋を見て、移住当初に片付けた時の懐かしい想いが溢れてきます。。。
3.解体作業は専門家の手で。屋根の材料を剥がしていく。
中身を出し終わった後は、専門家にバトンタッチ。元地域おこし協力隊で現役の大工さんに依頼して、手際良く作業をしてもらいます。村ではそういった作業がフットワークよくお願いできる大工さんをとても重宝しています。
屋根の作業は危険と隣り合わせ。慎重に屋根を剥がしていきます。屋根の下地が見えてきたところで、いよいよ建物をスケルトンにしていきます!
4.いよいよ小屋がスケルトンに!あっという間の解体術。
ベコベコになっている小屋の壁のサイディングを剥がしていくと、あっという間にスケルトンになります!建物の構造がよくわかる、ちょっとワクワクする場面ですね。(笑) 写真だけで見るとまだまだいけそうですが、実際は結構な傾きなんです。
こうしてスケルトンになった小屋は、瓦礫の山になって解体されました。もちろんこの廃棄物も業者さんに依頼して撤去してもらいます。こうして長い役目を果たしてくれたSHARE BASE 昭和村の小屋。中にしまってあったDIYの道具は、先日DIYで作った作業部屋に移動します。
すっきりとしてしまったこのスペースは今後どのように変貌を遂げていくのか? 考えていくのもこれからの楽しみです!
▼DIYで作った作業部屋の記事はこちらから。
●畳の和室を大改造! OSB合板を使ってDIYリノベーション!#1