重機が入ればサクサク進む!小屋の基礎を解体してフラットに。
SHARE BASE 昭和村の敷地内にあった小屋。傾いて危険だったため、雪が降る前に小屋を解体していました。今回は、残った基礎の解体を重機を使って行います!
目次
1. 雪で潰れるその前に。SHARE BASE 昭和村の小屋を解体!〜基礎解体編〜
こちらが解体前の小屋。離れの家の屋根から落ちてきた雪に押し潰され、小屋の側面は大きな損傷を受けていました。さらに、道路側に屋根が向いているため、この屋根から落ちた雪が道路を塞いでしまうこともしばしば。。。
そうしたことから、この小屋は長年の務めを終え解体されたのでした。今回は、この小屋が建っていた基礎部分のコンクリートを解体し、フラットな地面を作り出します!重機を使った作業になるため、今回は作業に慣れた村の方に協力して頂きました。
▶︎雪で潰れるその前に。SHARE BASE 昭和村の小屋を解体!〜小屋解体編〜
2. 大迫力!重機を搬入して作業場へ。
作業当日、トラックに乗って運ばれてきたのは4tの重機!なかなか身近で見ることのできない重機に大人も子供も大興奮! やっぱり働くクルマはカッコイイ!!
先端についているのは、コンクリートを破壊するためのアタッチメント「ブレーカー」です。別名ハンマーとも呼ばれるそうですが、その名の通り簡単に鉄筋や岩石を破壊してしまいます。
この先端部分を付け替えることで、1台でさまざまな作業ができるので便利。今回の基礎を壊し、基礎の下を堀り、フラットな状態にしていく作業が一台でまかなえてしまうんです。
3.基礎コンクリートをブレーカーで粉砕! あっという間の解体作業。
早速作業が始まると、大きな地鳴りと共に基礎のコンクリートがみるみるうちに細かく粉砕されていきます!ブレーカー自体はそんなに大きな動きをしているわけではないのですが、先端をコンクリートにあてがうとまるでクッキーのようにボロボロと崩れていく様は、見ていてなんだかスッキリするものがあります!
ブレーカーからバケットに付け変わると、今度は基礎があった部分を掘り返し、フラットにしていく作業に移っていきます。枯れた植木の根っこもラクラクと掘り返し、土と石を混ぜ込んでいくことでどんどんフラットな形状になっていきます。
敷地の入り口にあった大きな石は、頭が見える程度に埋めることで除雪の時にブレードが引っかからないように対策していきます。掘っては石を置き、、、調整をしながらの作業は難しい様子。
4.整地をしてフラットに。作業は半日で完了!
コンクリートの基礎を破壊し、フラットに整地する作業は約半日で完了。まっさらな状態になりました。これまで小屋があったために積み上がっていた雪も、このスペースができたことで少し嵩が低くなるのだろうか?
このスペースは駐車スペースにするもよし、SHARE BASE 昭和村を象徴するモニュメントを設置するもよし、何もしなくてもよし。いずれにしても、何もないだけなのになんだかワクワクしてしまうスペースです。