体験プラン・イベントやワークショップの宣伝告知・予約サイト『シェアベースマッチング』で目指す地域活性化とは?
福島県昭和村に拠点を置く株式会社SATORUが2019年9月にリリースした、『地域性にあふれた体験プラン・イベントのマッチングサイト『SHARE BASE Matching(シェアベースマッチング)』。
山村地域に移住して、地域活性化プロジェクト『SHARE BASE Project(シェアベースプロジェクト)』を進める我々が、いかにしてこのサービスをリリースするに至ったのか?そしてその狙いとは?
目次
1.「SHARE BASE Project(シェアベースプロジェクト)」とは?
シェアベースプロジェクトは、『観光』『産業』『福祉』の3軸で地域が活性化していく事を目指し、独自のサービスを通して様々な取り組みを行なっている、株式会社SATORUの地域活性化プロジェクトです。
2017年5月に福島県昭和村へ移住し、地域の課題を身を持って体感しながら、このWEB情報メディアサイトSHARE BASE Magazine(シェアベースマガジン)を通して、自らが感じた暮らし・人・物・コトなどをピックアップして発信してきました。
そしてプロジェクトの第1弾として、古民家をDIYで再生し、”皆で共有する秘密基地”をコンセプトにしたゲストハウス型古民家民泊施設『SHARE BASE 昭和村』をオープン。旅の人をはじめ、プロジェクトに興味のある人、夢や目標を持つ人が県内外から集まる場所を作りました。
2.人との”ふれあい”やその地での”体験”が旅のとっておきの楽しみ方。
この宿泊施設を通して感じたことは、人との”ふれあい”やその地での”体験”が旅のとっておきの楽しみ方になっているという事です。昭和村の自然で遊んだり体験したり、村の人や自分達とふれあう事で、また会いに来ると言って頂ける機会が増えました。
村の人にも、「若い人達に会うと元気が出る」、「自分達にとっては普通の事がこんなに喜んでもらえるのか」と、新しい発見や元気に繋がる事が見えてきました。
3.地域で連携すれば効果的な情報の発信と呼び込みができる。
そして、これらを通して見つけたのが、地域で連携すれば効果的な情報の発信と呼び込みができる。という事です。
例えばSHARE BASE 昭和村では、素泊まりのプランが基本ですが、体験プランとして「村のおばあちゃんと作る!田舎の郷土料理体験プラン」を通年を通して用意しています。
ここには、「料理は一緒にできないけど、WEBで発信して泊まる場所を提供できるボクら(主催者)」と「WEBで発信できないけど、料理が得意なおばあちゃん(ガイド)」が連携してできたという背景があります。
他にも、「冬の雪山散策!狩猟体験プラン」では、「山の知識は無いけれど、WEBで発信して泊まる場所を提供できるボクら(主催者)」と「WEBで発信できないけど、山の知識が豊富でガイドができる村人(ガイド)」が連携してできたプランなどもあります。
こんな風に個々が補い合う形で、新しい体験と人との出会いが生まれることになりました。これがシェアベースプロジェクトの第2弾「SHARE BASE Matching(シェアベースマッチング)」の走りとなったわけです。
4.「SHARE BASE Matching(シェアベースマッチング)」の狙いは?
「SHARE BASE Matching(シェアベースマッチング)」は、体験・イベント・ワークショップを誰でも無料で作成、WEB上で公開し、宣伝・集客・予約ができるサービスです。手数料も完全成功報酬型なので、想定以上の負担になることもない安心なサービスです。
スマホやPCが使えれば、自分の特技や生業を体験やワークショップとして自分自身が発信、実行することもできます。そして地域の人と連携すれば、シェアベース昭和村が行ったように、主催者とガイドとして体験を募集、実施する事ができます。
シェアベースマッチングの狙いは、このノウハウの共有とそれによる地域の活性化です。
5.埋もれた特別な体験はまだまだ各地域にあふれている。
数ある様々な遊び、体験予約サイトがある中でも、まだまだ埋もれている特別な体験が日本中にあふれています。同じような内容のものでも、提供する人が違えば感じ方も変わってきます。
これから、シェアベースマッチングで新しい体験や人に出会い、埋もれている地域の宝が多くの人に提供される形で、地域の活性化に役立つサービスに成長していく事を期待しています。
▶SHARE BASE MatchingのWEBサイトはこちらから。