半分まで解体が完了した床。全て剥がした後、新しい床を貼る前にしておくことは?
解体も半分まで進めば、バールの使い方も慣れて来た所。一気にスピードアップして豪快に解体した後は、新しい床を貼る前に細かな作業をしていきます。
1.慣れて来た床の解体
バールの頭をカナヅチで叩いて床材に滑り込ませる。かなり板についてきたこの作業は、バール&カナヅチ係と手で浮いた床板を引きはがすというルーティーンができあがり、みるみる内に床が剥がれていきました!床材の下に敷かれていたベニヤ板なのか、床材の層が剥がれた物なのか、根太と接着された薄い板が残りやすく、綺麗に剥がすのが難しい。接着剤はかなり強力に根太に付けられているようです。
広い範囲は比較的簡単ですが、進めて行くうちに難しい箇所を発見!
2.柱が飛び出している部分の対処法
床材は、一部柱の下に潜り込ませてありました。家が傾いたせいで圧力がかかり、柱と根太に挟まれた床材はなかなか取れない!一時はその部分は残して新しい床材を柱に沿ってカットする事も考えましたが、検討した結果粘ってしっかり古い床材は取り除くことに。マイナスドライバーとカナヅチを駆使して、古い床材を削り落としていきました。
3.新しい床を貼るためのメンテナンス
作業のローテーションが続いていくと、いよいよ残す所古い床板は1列となりました!実は剥がす作業を追いかけるように、接着剤によって根太にへばりついた薄いベニヤ板も剥がしています。根太が平行でないと、次に床を貼る時にデコボコになってしまうので、地味ですが大切な作業ですね。
そして床材を剥がした後には、床板を止めるため無数に打たれていた釘抜き作業があります。錆びて抜けにくくなった釘は、抜こうとしても折れてしまったりと困難を極めました。。。ペンチなどを使ってもどうしても抜けない所は、せめて新しい床の邪魔にならないように折ったりして目立たない様にしていきます。
4.解体した後の廃材の量は?
さて、床下からの寒い冷気にも負けず、細かい作業も含めながら解体が完了しました!広さだと大体8畳から9畳程でしょうか?もはや0度〜1度の室内での作業でも、パーカーを羽織ってできるくらいに慣れて来ました。。。
こうした作業を続けて行くと、その分だけ廃材が溢れて行きます!今回の床の解体で溢れた廃材は山盛り。そして根太に止まっていた錆びた釘もこれだけありました!ちなみに下の写真の窓から見える白いものは、積もった雪です。。。
床の貼り替えはまず解体から始まりますが、解体する場合には必ず廃材が出て来ます。まず作業を始める前に、廃材の置き場所を決めておくと作業がスムーズになりますね。廃材も使えるものはDIYに使えたりもするので、解体しながら「何か使えそうかも?」そんな目で見ながら作業すると少しおもしろいかもしれませんね。
▶古民家【大広間】の床の貼り替えに挑戦!#3〜床材を貼る前の合板下地張り〜
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