費用を抑えて簡単に!庭にウッドデッキをDIY!#1〜基礎の配置〜

初心者でも簡単に作れる!?古民家の裏庭に、憧れのウッドデッキをDIY!

これまでテーブルやベンチ、スリッパラックやパレットを使った小さなウッドデッキなど、様々なDIYに挑戦してきましたが、今回のDIY計画は過去最大級!裏庭一帯にウッドデッキを作っちゃおう!という計画です。その活用目的は完成後にご紹介したいと思いますが、まずは完成までの工程を綴っていきたいと思います!

ウッドデッキを作る場所

ウッドデッキを作る場所は古民家の裏庭。栗の木や桑の木が大きく広がる小さなキャンプ場のような場所です。廃材パレットを並べて試行錯誤していましたが、今回はパレットを使わず1からチャレンジ、夏に比べて暑さも虫も減り、いよいよ憧れのウッドデッキDIY作りの始まりです!

初心者でも簡単なサンドイッチ工法で

画像引用:caDIY3D
今回ウッドデッキをDIYする工法は「サンドイッチ工法」と呼ばれる方法です。土台となる束石(地面と接する基礎石)に束柱を立て、それを木材で挟み込み、床板を並べて貼っていく方法です。サンドイッチ工法は、根太となる部分で水平をとれば良いので、この裏庭のような地面の水平が取れていない所にオススメの工法!以下の手順で進めて行きます。
①束石と束柱を固定する
②束石を等間隔に並べる
③束柱を2×4材で挟み込む
④床板を打ち付ける

これで粗方のウッドデッキの形が出来ていきます。それぞれの工程の中でポイントや気づいたことが出て来ます。あれやこれやと問題解決しながら進めて行くのが、手作りの楽しみ方ですね!

まずは材料調達から!

まずは材料調達ということで、おなじみのホームセンター「ダイユー8」で材料の買い出しです。ここでは、大量に購入したものはトラックの貸し出しサービスをしてくれるので、最大限に活用させて頂きました。今回は量も多かったので2便に分け、1便は自分たちで借りたトラックで運搬、2便目は配送して頂きました。用意したのは以下の通り。
①2×4材(根太、床板用)※今回は12ftをそのままの長さで使用
②4×4材(束柱用)※ホームセンターで30cmずつにカット
③束石(基礎)※固定用金具のついたもの
④コーススレッド(半ネジタイプ)たくさん。。。
作りたいサイズによって計算してみましょう。材料も揃った所で、さぁDIYに取りかかりましょう!

①束石と束柱を固定する

まずは土台を作る作業です。木材の腐食原因となるので、直接土に束柱が触れないように基礎となる束石を使います。束石と束柱をインパクトドライバーとコーススレッド(木材同士を締結したり、板を固定したりできるネジ)でくっつけます。太い木材は僕らの基地ではカットできないので、あらかじめ束柱はホームセンターで30cmの高さにカットして持って来ました。束石は木材を固定する金属が付いているので、しっかりと垂直に接続していきます。使うコーススレッドは、半ネジタイプを使うのがポイントです。この工程の時だけでなく、木材同士をつなぐ時にも、互いを引き合わせる力を持つ半ネジタイプでないと、しっかり固定できません。

②束石を等間隔に並べる

①でできた土台を、裏庭まで持って行きます。30mほどの距離ですが、資材を良い状態で保管できる場所が裏庭にはないので、分担して運び出します。今回使う束石の数は25個。。。なかなかの体力勝負でした。ここで束石同士の距離が長過ぎると、床板の強度を保てません。計画した広さによって束石の間隔と数を調整するようにしましょう。

次の工程へ!

日も暮れて来た所で、次の作業工程を確認して一旦作業はそこまで。②の工程までいけば大体の見通しがついてくるので、あとは根気と体力勝負です!
次なる遊び場作りに夢中な大人。。。完成をお楽しみに!

費用を抑えて簡単に!庭にウッドデッキをDIY!#2〜サンドイッチ工法で土台組み〜

masaki umino
masaki umino
茨城県出身。大学卒業後、企業での営業経験を経て株式会社SATORUの創業メンバーとして参画。2017年に福島県昭和村へ移住後、地域活性化プロジェクト「SHARE BASE Project」で自社サービスの開発・運営・管理や各種ディレクション、webライティングを行っている。