キッチンが変われば家が変わる!古民家に新しいキッチンを導入!#2〜使いやすさをつくるレイアウトとポイント〜

キッチンリフォームで考えた、使いやすさをつくるポイントは?

SHARE BASEの古民家のキッチン、リフォーム2日目の様子です。キッチンの全体的な形が見えて来ましたが、ただキッチンを入れ替えただけではない小さなポイントもご紹介していきたいと思います。

1.既存の穴を流用したレンジフードの取付け

キッチンの作業台が並べ終わり、キッチンには欠かせないレンジフードの取り付けも完了となりました!ここでのレンジフードの取り付けのポイントは、天井高が低い場所に適したレンジフードの選定、既存のレンジフードの穴を流用した取り付け方法です。

古民家のキッチンリフォーム
このキッチンスペースの天井高さは約2200mm。現在の一般的な天井の高さからすると少し低めになっていました。従来のレンジフードも、低い天井高の時に活躍する平型のレンジフードが取り付いていたので、外へ繋がる既存の穴を流用しながら交換することにしました。

レンジフードを取り外すと、既存の角形のダクトが見えて来ます。現在の住宅では一般的には丸形ダクトが基本ですが、なるべく外壁に手を加えなくても済む様に、既存の角形ダクトを流用できる平型レンジフードを探してもらい、付けてもらう事にしました。
古民家のキッチンリフォーム
機能性は最新のレンジフードには劣りますが、毎日3食使うというわけでもありませんので、値段と機能、見た目の中でバランスを取って選んでいます。

2.設備屋さんの気遣いに感謝!DIYで作る棚の下地加工

古民家のキッチンをリフォーム
キッチンと窓の間、従来はステンレスの板が貼られていた場所には、水に濡れたり、油汚れがついても落としやすいキッチンパネルを設置しています。実は設備屋さんとキッチンの導入について相談しているときに、この窓辺の部分には自分たちで棚を作りたいという要望を言っていました。

古民家のキッチンをリフォーム
窓台の部分から手前にせり出す様に、調味料やお酒などを置くための棚を設置したいという話をしていた所、設備さんがサッシ部分に棚板が引っかからない様に若干の高さを出した下地を作ってくれていました!キッチンパネルも若干高さを出して、綺麗に平行の取れる棚を設置しやすくなっていたんです。

古民家のキッチンをリフォーム
あとは、この位置に集成材などの板を加工してビスで打ち込めば棚の完成!水平になっていない古民家の中で、難しい作業をやってくれた設備屋さんに感謝です。

3.冷蔵庫スペースは必ず確保!使いやすさに差が出るレイアウト変更

従来のキッチンスペースでは、冷蔵庫は流し台の設置されている位置から離れていて、食材の取り出しなどでの動線が良いとは言えない状況でした。今回は動線を検討する中で、冷蔵庫が使いやすい位置に置けるようにレイアウトを変更してみました!
古民家のキッチンをリフォーム
キッチンの長さは、冷蔵庫のスペースを置ける場所を加味して2550mmにしています。余ったスペースは、既存の70cm幅の冷蔵庫が入る他、後々買い替えが合った時にも融通のきく様少し広めに確保しています。見えなくなる場所ですが、クロスで綺麗に仕上げておきます。
古民家のキッチンをリフォーム
古民家のキッチンをリフォーム
もともと下地が整っていなかったので、薄いベニヤ板をカットして下地を整えておき、そこにクロスを貼っていきます。

設備屋さんとも相談しながら二人三脚でイメージに近づけていく楽しい作業です。今回は、既存のキッチンを取り外した場所にどんな形のキッチンをどんなサイズで置くか、それを設置した時の既存の物や新しい家具との取り合い、さらには人が通る、あるいはすれ違うなどの距離感等を考えて計画してみました。改めて、イメージの共有が大切だということを、完成に近づくにつれて思う作業の日々です。

▶キッチンが変われば家が変わる!古民家に新しいキッチンを導入!#3〜キッチンスペースのBefore→After〜

4.ご支援、仲間を募集中!

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SHARE BASEは、築150年以上の古民家を再生し、皆が自由に楽しめる秘密基地を提供することから始まるプロジェクトです。

SHARE BASEでは、開放に向けてのご支援、仲間を募集中です。改修はまだまだ進行中、メッセージなどもお気軽に頂ければと思います。会員費は現在改修の予算に充てさせて頂いております。先行会員の方にはプレゼントもご用意しておりますので、引き続き宜しくお願い致します!
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