昭和村と日本を繋ぐ交流の場所。道の駅からむし織の里をご紹介。

昭和村道の駅からむし織の里

昭和村と日本全国を繋ぐからむし織の里。織り姫交流館とからむし工芸博物館は、天気の良い日には村内の人々の憩いの場に。

昭和村移住前に立ち寄ったからむし織の里

昭和村に入り少し車を走らせると、一見村の風景から外れた様相の建物が現れます。広大な敷地の中にあるのが、織り姫交流館とからむし工芸博物館です。休日ともなると駐車場は満車に近い台数が止まり、那須や仙台、つくばなどの各地方からの観光客が訪れます。ここでは、村の人々の交流の場である他、伝統工芸であるからむし織りの体験施設、からむし織の歴史をたどる展示や製品、地元で生産された食品の販売やイベントの実施会場など多岐に渡る催し物、体験ができるようになっています。写真引用:http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/Michi-no-Eki/fukusima/fu28.html

からむし織ってなに?

引用元:ふくしまの旅 福島県観光情報サイト     無印良品 http://localnippon.muji.com/news/1572/

からむしは、イラクサ科の多年草であり、苧麻(ちょま)とも呼ばれます。このからむしの繊維から仕上げられた糸で織られる織物は、夏でも肌に付着しにくい夏衣として気持ちよく、一度着用すれば他の織物を着ることができなくなるとも言われています。昭和村の伝統工芸であり、その工程は長く、からむし自体は根を植えてから3年目から収穫ができるようになります。福島県昭和村は、この手間のかかる工程のからむし織を、絶やさず続けている本州唯一の村です。
▶からむし織の工程はこちらから(リンク先:昭和村役場公式HP)

からむし織体験生「織姫・彦星」制度

このからむしを生産している日本では数少ない地域である昭和村では、今年で24年目になる「織姫・彦星」制度が続いています。平成6年からスタートしたこの体験システムでは、約10ヶ月の期間で、からむし織の工程を村に住みながら体験できるものになっています。とはいえこのからむし織の技術は、門外不出の伝統工芸、一般的には村外の人に伝授するものではなかったものの、村の外からの定住者や来訪者が増えていくための話題性のある取り組みとなり、延べ100名を超える体験生が村へとやって来ました。

是非昭和村へ来る時には、立ち寄って頂きたい場所の一つです。ここで行われるイベントも随時紹介していきたいと思います。まだまだ魅力的な場所の多い昭和村のオススメスポット、昭和村に移住した後にどんどん紹介していきますね!

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